2008年 01月 11日
睡眠の大切さよ。 |
と、いうわけで睡眠時間が極端に足りていなかった金曜日。
睡眠は大事だということを、というよりむしろ「お前プロだろ、ちゃんと寝ろよ」ということを体の芯から感じた次第でありました。
悶々と翻訳していると、ドイツ人とある日本人社員のおじさまに「ちょっと来てくれ」と言われ、はーいとかけつけた瞬間にヤバイ、と心から思いましたとさ。頭、動かない!
いや動いてたんですが、かなり意識的に動かさないと・・・ってほんと情けないです。しかも普段ほとんど触らない分野で焦りました。でもなんとかなったさ。
この日は終日部全体のマネージャー会議。おやぶんとオヤビンが通訳していたこの会議、午後になってオヤビンが別の会議のためおやびんひとり通訳になる、というので(彼女ひとりでもできるんだけど)良かったら助けてもらえないかしら?という有難いお申し出をいただいていたのでありました。
が、直前になってオヤビンのその「別の会議」がキャンセルになったので私は不用。あ、じゃあ翻訳の仕事もいっぱいあるし、と思ってそうですかーと言っていたら、会議のセッティングをやっているS藤さん(部長のアシスタント)と、T山さんが「せっかくなんだし、入って見学したら」と言ってくださったので有難くそうさせていただくことに。ほんとに、有難いことです。
いつもは同時通訳ブースの入った部屋で行われるこの会議ですが、今月は日程変更があったためか、別の会議室で、ブースなし。ちっちゃいトランシーバーみたいな「パナガイド」(ってこれは商品名か)を使っての通訳。
レシーバー持っててくてく。
聞いていると、なんとなく、「メッセージを伝える」ことに集中すれば(これは米原万里の著書ではたと改めて気付いたポイント)できるんじゃないのかーと思ってしまうのだけど、それはまだまだ甘かった、ということを思い知らされるはめに。
どこか(通訳)やってみる?というオヤビンの言葉に、じゃあ折角だし!と、うちのチームのパートを・・・とやってみたらば結果、ボスが「ちょっと今のところを確認したいんですが」と部長の発言について質問して、おやぶんが対応して・・・と余計な時間をかけさせてしまう羽目に。
針のむしろ、という目に見えないものにリアルに座ることができる。これがカリメロ通訳(もうカリメロとか言ってちゃだめだな)の特権・・・特権・・・?
あとでおやぶんと話していたら、「あれは難しかったと思うよ」とのこと。最初に午後のパートの通訳箇所の割り振りをしていたときも、うちのチームのプレゼンパートについては私の担当にならなかった(おやぶんの割り振りでは)のが不思議だったけれど、そういうことかととっても納得。内容がほぼ決まってそのままゴーサイン、というわけにはいなかい内容だということもあり、また、ブースがなくて聞き辛い環境、ということもあって、だから私にはまだ「荷が重い」ということだったんだ、ととってもとっても納得・・・ってそのまま終わるわけにはいかないわ。立派にリベンジしてみせるわと決意。
ちなみにこの午後のパートで、「ありときりぎりす」をひいた突っ込みがあって、はて、どうしたのかな、と思っていた(丁度レシーバー外してたんだと思います)のですが。
会議後におやぶんが何やらボスに話しに行って、その後喜び組の組長と「ありときりぎりす」について話してました。どうもその確認だったらしいです。
「イソップの物語って言えばわかるんちゃうん」という喜び組組長。「それは言った」とおやぶん。そう通訳した(通訳って単に言葉の置き換えだけじゃなくって若干説明が入ることもあるのです)あとでふと思ったらしい。「そういえば、うちのCEO(日本の、じゃなく世界全社の)が以前”うさぎとかめ”の話をしていた」と。
で、聞いてみると「うさぎとかめの方がわかりやすかったらしい」ということだったようです。つーかおやぶん、CEOの話も通訳してたんだなーと思いましたが。
ついでに途中で入ってきた本部長がなにやらおやぶんに話しかけ、ふんふんとうなづき、その後本部長の部長への突っ込みにぶんぶん頭ふって同意していたおやぶん・・・彼女がいなくなるなんてことがあったら、うちの会社、きっと大打撃だろうなと思った瞬間でした。通訳という職業も並じゃない(とあえて言う)けれど、ただの通訳ではない、それがおやぶん。
この日は帰宅は11時半。やっぱり寝るのが大事よね、と言いつつその後またりとして明け方に寝ました・・・。
睡眠は大事だということを、というよりむしろ「お前プロだろ、ちゃんと寝ろよ」ということを体の芯から感じた次第でありました。
悶々と翻訳していると、ドイツ人とある日本人社員のおじさまに「ちょっと来てくれ」と言われ、はーいとかけつけた瞬間にヤバイ、と心から思いましたとさ。頭、動かない!
いや動いてたんですが、かなり意識的に動かさないと・・・ってほんと情けないです。しかも普段ほとんど触らない分野で焦りました。でもなんとかなったさ。
この日は終日部全体のマネージャー会議。おやぶんとオヤビンが通訳していたこの会議、午後になってオヤビンが別の会議のためおやびんひとり通訳になる、というので(彼女ひとりでもできるんだけど)良かったら助けてもらえないかしら?という有難いお申し出をいただいていたのでありました。
が、直前になってオヤビンのその「別の会議」がキャンセルになったので私は不用。あ、じゃあ翻訳の仕事もいっぱいあるし、と思ってそうですかーと言っていたら、会議のセッティングをやっているS藤さん(部長のアシスタント)と、T山さんが「せっかくなんだし、入って見学したら」と言ってくださったので有難くそうさせていただくことに。ほんとに、有難いことです。
いつもは同時通訳ブースの入った部屋で行われるこの会議ですが、今月は日程変更があったためか、別の会議室で、ブースなし。ちっちゃいトランシーバーみたいな「パナガイド」(ってこれは商品名か)を使っての通訳。
レシーバー持っててくてく。
聞いていると、なんとなく、「メッセージを伝える」ことに集中すれば(これは米原万里の著書ではたと改めて気付いたポイント)できるんじゃないのかーと思ってしまうのだけど、それはまだまだ甘かった、ということを思い知らされるはめに。
どこか(通訳)やってみる?というオヤビンの言葉に、じゃあ折角だし!と、うちのチームのパートを・・・とやってみたらば結果、ボスが「ちょっと今のところを確認したいんですが」と部長の発言について質問して、おやぶんが対応して・・・と余計な時間をかけさせてしまう羽目に。
針のむしろ、という目に見えないものにリアルに座ることができる。これがカリメロ通訳(もうカリメロとか言ってちゃだめだな)の特権・・・特権・・・?
あとでおやぶんと話していたら、「あれは難しかったと思うよ」とのこと。最初に午後のパートの通訳箇所の割り振りをしていたときも、うちのチームのプレゼンパートについては私の担当にならなかった(おやぶんの割り振りでは)のが不思議だったけれど、そういうことかととっても納得。内容がほぼ決まってそのままゴーサイン、というわけにはいなかい内容だということもあり、また、ブースがなくて聞き辛い環境、ということもあって、だから私にはまだ「荷が重い」ということだったんだ、ととってもとっても納得・・・ってそのまま終わるわけにはいかないわ。立派にリベンジしてみせるわと決意。
ちなみにこの午後のパートで、「ありときりぎりす」をひいた突っ込みがあって、はて、どうしたのかな、と思っていた(丁度レシーバー外してたんだと思います)のですが。
会議後におやぶんが何やらボスに話しに行って、その後喜び組の組長と「ありときりぎりす」について話してました。どうもその確認だったらしいです。
「イソップの物語って言えばわかるんちゃうん」という喜び組組長。「それは言った」とおやぶん。そう通訳した(通訳って単に言葉の置き換えだけじゃなくって若干説明が入ることもあるのです)あとでふと思ったらしい。「そういえば、うちのCEO(日本の、じゃなく世界全社の)が以前”うさぎとかめ”の話をしていた」と。
で、聞いてみると「うさぎとかめの方がわかりやすかったらしい」ということだったようです。つーかおやぶん、CEOの話も通訳してたんだなーと思いましたが。
ついでに途中で入ってきた本部長がなにやらおやぶんに話しかけ、ふんふんとうなづき、その後本部長の部長への突っ込みにぶんぶん頭ふって同意していたおやぶん・・・彼女がいなくなるなんてことがあったら、うちの会社、きっと大打撃だろうなと思った瞬間でした。通訳という職業も並じゃない(とあえて言う)けれど、ただの通訳ではない、それがおやぶん。
この日は帰宅は11時半。やっぱり寝るのが大事よね、と言いつつその後またりとして明け方に寝ました・・・。
by blessedcoco
| 2008-01-11 23:58
| 日々の出来事