2007年 03月 25日
雨ニモ負ケズ。 |
日曜日は野外調査なんですよ。というと。
え、雨ですよ?(ないんじゃないんですか)。と切り返されます。
母に至っては
「大雨になるらしいで、やめとき~」とのことでしたが。
私の一存でやめられるものならばやめております。っていうか雨を避けていたら調査はできませぬ。
雨でも雪でもみぞれでも(いずれも経験あり)外に出るのみならず川へじゃぶじゃぶ。レトリバーかい、私は。
「大雨になる」という母の予言を胸に昨夜は就寝したのでありました。
期待しない、って、落胆することがないってことですね。へーへーどうせ雨でございましょう・・・と目覚めたので、カーテン開けて思ったのは「ほらね。」。気持ちも楽ってものです。
でも。
雨は朝ちょい降ったけど霧雨みたいなものだったし、やんだし、しかも気温が低くなかったので、それはそれは好条件の調査だったと思います。川に入るから、気温水温低いと辛いんですよ~。
だのでもう終わって帰ってきた♪みなさんお疲れ様どした♪
ふぉーん、ねむーい。
今回の調査では、砂利採取場排水の影響から川が立ち直りかけて生物が増えていたので(数より種類ね)なかなか有難いものがありました。
これからでもこのあたり、跡地の利用を巡って不穏な動き(開発して欲しくないなー、と思う私にとっては)もあって、このままそっとしておいて欲しいな、どうなるんだろうな・・・と思ったりでちょい複雑ではあります・・・。
追記:
今回の調査で気付いたことがひとつありました。
私のボスが「調査でのトップ」になるわけですが、根っから研究者気質でもあって「全体を見通す」ことにかけてはちょっと不得手だったりします。なので、ひとりでもくもくとサンプルを取る、ということがいつものパターン。そしてその取ったサンプルは、周囲の人間が後を追っかけて持ち帰るべく処理をします(生物調査なので現地では終わらず、しかるべき処理を経てアルコールで固定して持ち帰ります)。
いつも同じメンバーで説明もなくやれれば問題はありませんが、初めて参加する人、というのがほぼ毎回いて、その人たちに、仕事を割り振って、手順を説明するわけです。だのでその説明の状況を無視して採集されると、ちょっと辛く、その「辛い」というのは私に降りかかってくるわけでした。
今までは「両立せねば」と思っていたので、ボスの相手もしつつ、説明もして、つまるところが中途半端で、それを私自身がよくよく承知していて余計ストレス・・・だったのですが。
今回、初めて(何年目だ)「無理だよ」と気付いたので、ボスにはペースを落としてもらうようにお願いして、説明を丁寧にすることにしました。
とはいっても、わかったと言いつつやっぱりハイペースに物事をボスは進めてしまったのですが、経験ある方々が対応してくださり、私は私で「今やるべきは説明。初めてきた人はわかんないんだから、わかるまで、わかるように丁寧に説明するべし」と思ってそうしたら、飲み込んでもらうのも早かったし、調査自体が早く済んでしまいました。
反省でした。
つまり、今までいかに私がいっぱいいっぱいであったか、と、だからこそ余計な時間がかかっていた、もしかしたら混乱させてもいたかもしれない・・・と思ったから。
できること、すべきことをまずして、これ以上は独りじゃ無理ですよーというのは、素直に周囲の人たちにお任せしちゃえば良かったんです。
焦らず。でもちゃんと全体見てね。全体見るのは私だし。
あとは、学生さんなんかに対しては、「なんでちゃんと状況判断できないんだろう」とか「あんたぼーっとしてるけど、今、これができるやろうが!」と思ったりしたけれど、それは私が気付いても、当人は気付いてないし、無視してるわけでもない。押さえるポイントだって、言われなきゃわからないんでしょう。だから、小姑にならないように気をつけながら、ここは絶対外さないで、これとこれとこれがわかるように、それだけはお願いね。と。
まーこれに気付くのに何年かかって、どれだけ迷惑かけたかなって気もするのですが(あんまり気にされてないとは思うけれど)、楽になりました。と同時に、それが調査そのものに対しても良いことだ、と。
以上、初心者的気付き、でありました。あは。
え、雨ですよ?(ないんじゃないんですか)。と切り返されます。
母に至っては
「大雨になるらしいで、やめとき~」とのことでしたが。
私の一存でやめられるものならばやめております。っていうか雨を避けていたら調査はできませぬ。
雨でも雪でもみぞれでも(いずれも経験あり)外に出るのみならず川へじゃぶじゃぶ。レトリバーかい、私は。
「大雨になる」という母の予言を胸に昨夜は就寝したのでありました。
期待しない、って、落胆することがないってことですね。へーへーどうせ雨でございましょう・・・と目覚めたので、カーテン開けて思ったのは「ほらね。」。気持ちも楽ってものです。
でも。
雨は朝ちょい降ったけど霧雨みたいなものだったし、やんだし、しかも気温が低くなかったので、それはそれは好条件の調査だったと思います。川に入るから、気温水温低いと辛いんですよ~。
だのでもう終わって帰ってきた♪みなさんお疲れ様どした♪
ふぉーん、ねむーい。
今回の調査では、砂利採取場排水の影響から川が立ち直りかけて生物が増えていたので(数より種類ね)なかなか有難いものがありました。
これからでもこのあたり、跡地の利用を巡って不穏な動き(開発して欲しくないなー、と思う私にとっては)もあって、このままそっとしておいて欲しいな、どうなるんだろうな・・・と思ったりでちょい複雑ではあります・・・。
追記:
今回の調査で気付いたことがひとつありました。
私のボスが「調査でのトップ」になるわけですが、根っから研究者気質でもあって「全体を見通す」ことにかけてはちょっと不得手だったりします。なので、ひとりでもくもくとサンプルを取る、ということがいつものパターン。そしてその取ったサンプルは、周囲の人間が後を追っかけて持ち帰るべく処理をします(生物調査なので現地では終わらず、しかるべき処理を経てアルコールで固定して持ち帰ります)。
いつも同じメンバーで説明もなくやれれば問題はありませんが、初めて参加する人、というのがほぼ毎回いて、その人たちに、仕事を割り振って、手順を説明するわけです。だのでその説明の状況を無視して採集されると、ちょっと辛く、その「辛い」というのは私に降りかかってくるわけでした。
今までは「両立せねば」と思っていたので、ボスの相手もしつつ、説明もして、つまるところが中途半端で、それを私自身がよくよく承知していて余計ストレス・・・だったのですが。
今回、初めて(何年目だ)「無理だよ」と気付いたので、ボスにはペースを落としてもらうようにお願いして、説明を丁寧にすることにしました。
とはいっても、わかったと言いつつやっぱりハイペースに物事をボスは進めてしまったのですが、経験ある方々が対応してくださり、私は私で「今やるべきは説明。初めてきた人はわかんないんだから、わかるまで、わかるように丁寧に説明するべし」と思ってそうしたら、飲み込んでもらうのも早かったし、調査自体が早く済んでしまいました。
反省でした。
つまり、今までいかに私がいっぱいいっぱいであったか、と、だからこそ余計な時間がかかっていた、もしかしたら混乱させてもいたかもしれない・・・と思ったから。
できること、すべきことをまずして、これ以上は独りじゃ無理ですよーというのは、素直に周囲の人たちにお任せしちゃえば良かったんです。
焦らず。でもちゃんと全体見てね。全体見るのは私だし。
あとは、学生さんなんかに対しては、「なんでちゃんと状況判断できないんだろう」とか「あんたぼーっとしてるけど、今、これができるやろうが!」と思ったりしたけれど、それは私が気付いても、当人は気付いてないし、無視してるわけでもない。押さえるポイントだって、言われなきゃわからないんでしょう。だから、小姑にならないように気をつけながら、ここは絶対外さないで、これとこれとこれがわかるように、それだけはお願いね。と。
まーこれに気付くのに何年かかって、どれだけ迷惑かけたかなって気もするのですが(あんまり気にされてないとは思うけれど)、楽になりました。と同時に、それが調査そのものに対しても良いことだ、と。
以上、初心者的気付き、でありました。あは。
by blessedcoco
| 2007-03-25 16:50
| 日々の出来事