2007年 01月 21日
純粋は害悪。 |
知り合いのA美さん、のご主人は勉強家。だから、というわけでもないのですが、あの、読むには相当の覚悟を要すると思われる、ウンベルト・エーコ(だっけか?)の「薔薇の名前」を読まれたことがあるとか。
で、A美さんも読んでなかったので、何が書いてあったのかを尋ねられたそうです。
答え。
「うん、純粋は害悪だってことが書いてあった」。以上。
この話がどんな脈絡で出てきたかというと、彼女が携わっているNPOの活動についてお話を伺っていて、活動そのものの話に加え、いわゆる「お金もうけが目的ではない」活動に携わる人も様々、という話をしていたときに出てきたのです。
これを言うのは多くの場合憚られるばかりか、なんてひねくれた奴なんだと思われるのがオチかもね、と思って(まあ実際そうなんですが)言わないんですが。
自分のやっていることが正しい!善意万歳!という「純粋さ」を持った人、というのは私は個人的には苦手です。っていうか、合わない。
勿論、他者のために心を砕き実際に行動に移すことは貴いものです。それができる人は尊敬に値する。
だけど、「結局は、自分がしたいからするのだ」ということと「受け取る側がそれを喜ぶのか」「果たしてこれが本当に”善”であるのか」を常に認識、検証することを忘れたくない、というのが私のスタンス。まあ今はたいしたこと、してるわけでもないっちゅうか全然な私が言うのもなんですが・・・つまりは全ての物事、自分の行動に対するスタンスね。
だから、「よかれと思って」→「だからなにが悪い」という反応を示す人とは仲良くなれんな、と思います。そういう人を否定するのではなく、私とは合わない、というだけですが。
でも、恐らく、上記のような人の方が賞賛される傾向にあるような気もするし、だからこそうかうかとそんなことを表明してやぶへびになりたくないわ、と思ってるんですが(そういう人たちとは絶対に話して通じるとも思えないしね。いらん喧嘩を売ったというオチしかつかなさそうやし)、今日はそんな話ができて嬉しいな、とも思いました。
そんな今日は結婚のお祝いの宴がありました。披露宴でも二次会でもなくって、お祝いのためだけのご飯会。例によって師匠ははじけておりましたが。中座してから帰ってこないので、どこぞでひっくり返っていたらどうしよう、と思ったら女性ばかりのテーブルに乗り込んでおりましたが。ええ。若いな。そしてどうやら話したい女性がいたらしき20代男性は、なんのかんのと言ってそこには座らず。えーい、いっとかんかい!
素敵な時間でした。ほんとうに彼女(えと、新郎は来れなかったので)の結婚を喜び祝う人たちだけしかいなかったし、新婦の彼女もまた、そうした機会に対して素直に心からの感謝を示す人でもあって、だから、新年早々(でもないか)こーんな素敵な機会に呼んでいただいて、感謝でありました。
ところで、三十路ともなればもう「先を越されて・・・」などと言って笑いを取らねばならないんですかね?そういう感性のある人はいないと思ってたら、マイク渡された瞬間に言われただす。うーん、順序の問題ではないのですが・・・と思いつつ、笑ってにこやかに切り返してみた。
いらんとこでいじらんでも。私はどのみちめっさ幸せになるんで、大丈夫だす。
あれ、なんか今日は全体的に偉そうやな?まあそんな日もあるってことで(いつもやろ、という突っ込みもありですか)。
で、A美さんも読んでなかったので、何が書いてあったのかを尋ねられたそうです。
答え。
「うん、純粋は害悪だってことが書いてあった」。以上。
この話がどんな脈絡で出てきたかというと、彼女が携わっているNPOの活動についてお話を伺っていて、活動そのものの話に加え、いわゆる「お金もうけが目的ではない」活動に携わる人も様々、という話をしていたときに出てきたのです。
これを言うのは多くの場合憚られるばかりか、なんてひねくれた奴なんだと思われるのがオチかもね、と思って(まあ実際そうなんですが)言わないんですが。
自分のやっていることが正しい!善意万歳!という「純粋さ」を持った人、というのは私は個人的には苦手です。っていうか、合わない。
勿論、他者のために心を砕き実際に行動に移すことは貴いものです。それができる人は尊敬に値する。
だけど、「結局は、自分がしたいからするのだ」ということと「受け取る側がそれを喜ぶのか」「果たしてこれが本当に”善”であるのか」を常に認識、検証することを忘れたくない、というのが私のスタンス。まあ今はたいしたこと、してるわけでもないっちゅうか全然な私が言うのもなんですが・・・つまりは全ての物事、自分の行動に対するスタンスね。
だから、「よかれと思って」→「だからなにが悪い」という反応を示す人とは仲良くなれんな、と思います。そういう人を否定するのではなく、私とは合わない、というだけですが。
でも、恐らく、上記のような人の方が賞賛される傾向にあるような気もするし、だからこそうかうかとそんなことを表明してやぶへびになりたくないわ、と思ってるんですが(そういう人たちとは絶対に話して通じるとも思えないしね。いらん喧嘩を売ったというオチしかつかなさそうやし)、今日はそんな話ができて嬉しいな、とも思いました。
そんな今日は結婚のお祝いの宴がありました。披露宴でも二次会でもなくって、お祝いのためだけのご飯会。例によって師匠ははじけておりましたが。中座してから帰ってこないので、どこぞでひっくり返っていたらどうしよう、と思ったら女性ばかりのテーブルに乗り込んでおりましたが。ええ。若いな。そしてどうやら話したい女性がいたらしき20代男性は、なんのかんのと言ってそこには座らず。えーい、いっとかんかい!
素敵な時間でした。ほんとうに彼女(えと、新郎は来れなかったので)の結婚を喜び祝う人たちだけしかいなかったし、新婦の彼女もまた、そうした機会に対して素直に心からの感謝を示す人でもあって、だから、新年早々(でもないか)こーんな素敵な機会に呼んでいただいて、感謝でありました。
ところで、三十路ともなればもう「先を越されて・・・」などと言って笑いを取らねばならないんですかね?そういう感性のある人はいないと思ってたら、マイク渡された瞬間に言われただす。うーん、順序の問題ではないのですが・・・と思いつつ、笑ってにこやかに切り返してみた。
いらんとこでいじらんでも。私はどのみちめっさ幸せになるんで、大丈夫だす。
あれ、なんか今日は全体的に偉そうやな?まあそんな日もあるってことで(いつもやろ、という突っ込みもありですか)。
by blessedcoco
| 2007-01-21 00:43
| 雑感