2013年 09月 19日
台風一過。 |
※本記事はcoco.。の私見であり、シェルターさんのご意見を代表するものではありません。撮影許可と、掲載許可はいただいておりますが、その旨ご了承ください。
アークは山間部に位置し、緑も豊かで散歩道にも恵まれ、犬など動物たちにとっては良いところ、と評されることも少なくないのではと思います。
確かに(冬の寒さは別ですが・・・寒くなる前に高齢の動物を迎えてくださる方がどうしても必要です)、恵まれた環境です。散歩道はマイナスイオンで満ちているし、湧き水で喉の渇きを癒すことも、小川の流れを楽しむことができるのも、自然が豊かだからこそ。
ということはしかし、災害時の危険性も高い、ということ。
実際、裏山にブルーシートで覆われた場所があり、常々こわいな、と感じてはいました。感じてはいても、何もできないのですが・・・(素人がどうこうできるレベルではない)。
だから先日の台風18号でも、アークのことは気になっていたし、同様の方は多くいらしたもよう、更にアークのスタッフさんもそのことをご存知でいてくださり、TwitterやFacebookでお知らせをいただいていました。
見て絶句。
アークを訪れると、車がぎりぎり通れる程度の幅の橋があり、渡ってすぐにK3と呼ばれるセクションに至る道が左手にのびているのですが、その道路が崩れ、しかも水の流れがあり、助走つけて飛ぶべか、という幅ですらなく、K3は孤立状態。
他に道があればいいけれど、そうでなければ、まず動物たちがご飯を食べることもできない・・・。
次いでFacebookのコメント欄に追加された2枚の写真を見て、いてもたってもいられなくなり
火曜日、アークへ伺いました。
この先にK3。そもそも道全体が相当もろくなっています。
駐車エリアは川ができています。
水はそのうち引くのだろうと思いますが、でこぼこがひどくなっているので(急遽砂利を入れられたのですが)、訪問される方は、車の「お腹」を打ってしまわないよう、要注意です。
お片づけのお手伝いができればと思いましたが、素人の手に負えるレベルを軽く超えてしまっている被害も多く、メンテナンス担当のスタッフさんと業者さんが早速精力的に動いていらっしゃいました。
先輩ボランティアさん(日ごろから週に2、3日来られている方)をはじめ、やはり心配して駆けつけられた方も少なくなく(といっていいのかしら)、ボランティアは散歩をすることに。
もちもち歩く姿がこよなくかわいい、トントン。
K2では倒木があり、根元にあたる場所には犬舎があってフェンスはえぐられ、倒れた先にもまた犬舎。
木は切られていました。端に写っているのは多分、倒れた木を切り分けたもの(その一部です)。
丸太が置かれている犬舎(ポリバケツ前)にはかかっておらず、その手前の犬舎とその奥にかかってしまっていたようです。
「大変だったんだよ・・・」とはプリッツさん。そうだよね。君と隣のフェアレディ、まいまい、クゥちゃんちに倒れてきたもんね。
(そしてその先は元ブラックのいた犬舎)。
怖かっただろうな・・・と思います。実際、朝ご飯食べなかった犬たちもいたようですし。
結構がっしりしてますし・・・。
これは木の根元。わかりにくいんですが、フェンスが持ち上がってます。
当時犬は入っていたものの、幸い怪我もなかったとのこと。
しかし・・・アークは被害甚大だけど、外に出ると普通の景色よねえと思いながらぽくぽく歩いていると、
斜面が一部えぐれて下に植物がごっそり落ちているところがありました。
また、スタッフさんがしきりに「散歩道で使えないところがあって」とおっしゃっていて、どこだろうって思っていたのですが。
これまたわかりにくいのですが、土砂崩れで完全に通れなくなってしまっていました。
犬だけなら通れるかもしれませんけど・・・でもぬかるんでいて危ないし、人は絶対に無理。
土砂に木にごみにとそれは大変な崩れようで、人手を集めて片付ければなんとかなる、という程度ではありませんでした。
その上の十字路、写真右手のコーンが立っている先に上の写真の道となります。
通行止めの看板がある先には別の保護施設がありますが、アークへ行く途中の道すがらにその施設の車輌をみかけたので、行くことはできるようで、少しほっとしました。
アヒルは朝小屋の扉が閉じられていましたが、ケージをロープなどで固定して、外に出してもらっていました。
今回の台風では、幸い、人も含め動物への被害はありませんでした。
それはほんとうに幸いなこと。感謝です。
ですが、復旧するのに手間も時間も(おそらくお金も)かかるほどの被害ですし、何より、次に大雨が来たら・・・と思うような状態だと、私は感じました。
危ないから避難してください、と言われても、この動物たちはどこへ逃げることができるんでしょうか。
そしてオリバーさんは危ないと言われてさっさと荷物をまとめてご自分だけ避難される方ではないですし。
この場所は素晴らしい場所、多くの動物を育み、生も死も、喜びも悲しみも見届けてきた大切な場所なのだろうと思うと同時に。
篠山のサンクチュアリを、早く建設しなければ、と思いました。
勿論、私がどんとひとりで建てて差し上げられるものではありません(私が大工でない、という理由ではなく)。
が、これを契機に施設の建設・完成に向けて前進することができればと、そう願います(できることもさがすよー)。
今のアークに必要なことも多いと思います。
何があっても、動物たちはご飯を食べるし、犬たちには散歩が必要。スタッフさんもお疲れのことと思います。だから、(新規のボランティアさんは制限されているとのことですが)ボランティアさんは喜ばれると思います。人手があればその分、スタッフさんの負担は減りますし、他の用事をすることができますから。
それから、おそらくですが、お金も想定外の費用がかかるのではないでしょうか。
また、犬や猫たちの里親を希望されれば、いや、一時預かりさんでもいい、もし可能であれば名乗りをあげていただきたいです。
私は単なる一ボランティアですが、この記事をご覧になった方が、今こそと(いやいつもなんですけど、今は一層必要かと)できる範囲でのご支援を考え、実行していただければ、幸いです。
アークは山間部に位置し、緑も豊かで散歩道にも恵まれ、犬など動物たちにとっては良いところ、と評されることも少なくないのではと思います。
確かに(冬の寒さは別ですが・・・寒くなる前に高齢の動物を迎えてくださる方がどうしても必要です)、恵まれた環境です。散歩道はマイナスイオンで満ちているし、湧き水で喉の渇きを癒すことも、小川の流れを楽しむことができるのも、自然が豊かだからこそ。
ということはしかし、災害時の危険性も高い、ということ。
実際、裏山にブルーシートで覆われた場所があり、常々こわいな、と感じてはいました。感じてはいても、何もできないのですが・・・(素人がどうこうできるレベルではない)。
だから先日の台風18号でも、アークのことは気になっていたし、同様の方は多くいらしたもよう、更にアークのスタッフさんもそのことをご存知でいてくださり、TwitterやFacebookでお知らせをいただいていました。
見て絶句。
アークを訪れると、車がぎりぎり通れる程度の幅の橋があり、渡ってすぐにK3と呼ばれるセクションに至る道が左手にのびているのですが、その道路が崩れ、しかも水の流れがあり、助走つけて飛ぶべか、という幅ですらなく、K3は孤立状態。
他に道があればいいけれど、そうでなければ、まず動物たちがご飯を食べることもできない・・・。
次いでFacebookのコメント欄に追加された2枚の写真を見て、いてもたってもいられなくなり
火曜日、アークへ伺いました。
この先にK3。そもそも道全体が相当もろくなっています。
駐車エリアは川ができています。
水はそのうち引くのだろうと思いますが、でこぼこがひどくなっているので(急遽砂利を入れられたのですが)、訪問される方は、車の「お腹」を打ってしまわないよう、要注意です。
お片づけのお手伝いができればと思いましたが、素人の手に負えるレベルを軽く超えてしまっている被害も多く、メンテナンス担当のスタッフさんと業者さんが早速精力的に動いていらっしゃいました。
先輩ボランティアさん(日ごろから週に2、3日来られている方)をはじめ、やはり心配して駆けつけられた方も少なくなく(といっていいのかしら)、ボランティアは散歩をすることに。
もちもち歩く姿がこよなくかわいい、トントン。
K2では倒木があり、根元にあたる場所には犬舎があってフェンスはえぐられ、倒れた先にもまた犬舎。
木は切られていました。端に写っているのは多分、倒れた木を切り分けたもの(その一部です)。
丸太が置かれている犬舎(ポリバケツ前)にはかかっておらず、その手前の犬舎とその奥にかかってしまっていたようです。
「大変だったんだよ・・・」とはプリッツさん。そうだよね。君と隣のフェアレディ、まいまい、クゥちゃんちに倒れてきたもんね。
(そしてその先は元ブラックのいた犬舎)。
怖かっただろうな・・・と思います。実際、朝ご飯食べなかった犬たちもいたようですし。
結構がっしりしてますし・・・。
これは木の根元。わかりにくいんですが、フェンスが持ち上がってます。
当時犬は入っていたものの、幸い怪我もなかったとのこと。
しかし・・・アークは被害甚大だけど、外に出ると普通の景色よねえと思いながらぽくぽく歩いていると、
斜面が一部えぐれて下に植物がごっそり落ちているところがありました。
また、スタッフさんがしきりに「散歩道で使えないところがあって」とおっしゃっていて、どこだろうって思っていたのですが。
これまたわかりにくいのですが、土砂崩れで完全に通れなくなってしまっていました。
犬だけなら通れるかもしれませんけど・・・でもぬかるんでいて危ないし、人は絶対に無理。
土砂に木にごみにとそれは大変な崩れようで、人手を集めて片付ければなんとかなる、という程度ではありませんでした。
その上の十字路、写真右手のコーンが立っている先に上の写真の道となります。
通行止めの看板がある先には別の保護施設がありますが、アークへ行く途中の道すがらにその施設の車輌をみかけたので、行くことはできるようで、少しほっとしました。
アヒルは朝小屋の扉が閉じられていましたが、ケージをロープなどで固定して、外に出してもらっていました。
今回の台風では、幸い、人も含め動物への被害はありませんでした。
それはほんとうに幸いなこと。感謝です。
ですが、復旧するのに手間も時間も(おそらくお金も)かかるほどの被害ですし、何より、次に大雨が来たら・・・と思うような状態だと、私は感じました。
危ないから避難してください、と言われても、この動物たちはどこへ逃げることができるんでしょうか。
そしてオリバーさんは危ないと言われてさっさと荷物をまとめてご自分だけ避難される方ではないですし。
この場所は素晴らしい場所、多くの動物を育み、生も死も、喜びも悲しみも見届けてきた大切な場所なのだろうと思うと同時に。
篠山のサンクチュアリを、早く建設しなければ、と思いました。
勿論、私がどんとひとりで建てて差し上げられるものではありません(私が大工でない、という理由ではなく)。
が、これを契機に施設の建設・完成に向けて前進することができればと、そう願います(できることもさがすよー)。
今のアークに必要なことも多いと思います。
何があっても、動物たちはご飯を食べるし、犬たちには散歩が必要。スタッフさんもお疲れのことと思います。だから、(新規のボランティアさんは制限されているとのことですが)ボランティアさんは喜ばれると思います。人手があればその分、スタッフさんの負担は減りますし、他の用事をすることができますから。
それから、おそらくですが、お金も想定外の費用がかかるのではないでしょうか。
また、犬や猫たちの里親を希望されれば、いや、一時預かりさんでもいい、もし可能であれば名乗りをあげていただきたいです。
私は単なる一ボランティアですが、この記事をご覧になった方が、今こそと(いやいつもなんですけど、今は一層必要かと)できる範囲でのご支援を考え、実行していただければ、幸いです。
by blessedcoco
| 2013-09-19 00:32
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