2012年 12月 30日
2012年。 |
王子を愛してくださった方々に、お送りしたメッセージ。
今年1年を振り返ろうとしたとき、真っ先に浮かんだのが、「幸せ」という言葉でした。
ほくほくと歩きつつ、あれっと思いました。
うろたえました。おいおい、もしもし?
今年は、王子を見送った年。
だから、本来ならば「かなしい」「つらい」「さみしい」と思ってもおかしくないはずなのに。
というか普通そうじゃないのか?
でも、確かに、「幸せでいっぱい」の年でした(まだ終わってませんけど)。
王子が旅立ってしまった。
他にも、見送った人や動物たちもいる。
Happyな展開を望みながら、じわじわしていることだっていっぱいある。
私自身のことだって、ままならないことがたくさんある。
けれど、
王子を見送らせてもらえた。
心を寄せる誰かを見送ることは、残される私としてはやはり寂しいけれど、でも、それほど素晴らしい魂に、存在に、めぐり合い、ひととき交わることができた、奇跡そして幸福でもあります。
何より、旅立った側から見れば、「行くべきときに、行くべきところへ」ということなのかもしれませんし・・・。
(もちろん、最も近しい方々にとっては、上記のような気持ちにとてもなれるようなことではないかもしれませんし、私も、これが正しい、ということが言いたいわけではありません)。
じわじわすることだって、知らなければそれまでで、知ることができたからこそ、いつかなにかできるかもしれません。
私自身のことについていえば、そりゃもう「オマエがんばれ」とも言えますが、そもそもが、「こうなりたい」という望みがあるから、「ままならない」と思えるというもの、そして、望みを抱くことができる生は、どれほど贅沢なことか。
そして、望みは、手に入る可能性があるからこそ、望むもの。
と、それから。
幸せを感じていられるのは、このブログをご覧くださっている、あるいはご覧になっていないけれど、私と知り合ってくださった、みなさまのおかげでもあります。
王子のために祈ってくださった。暖かいお心をくださった。
王子のために、泣いてくださった。
とても嬉しかったです。有難かったです。そしてとても大きな力をいただきました。
王子の看護は、母が主力選手であったわけで、だから私がひとりがんばったわけではないけれど、皆様のくださったお祈り、ヒーリングのエネルギー、お心、そうしたことで、王子も支えられ、私もがんばることができました。
色んな人がいる中で、そうして実際に会ったこともない王子に、心をかけてくださる方に出会えたことも、奇跡です。
また、動物たちのことで、同じ言語で話ができる人たちがいるということ(日本語って意味じゃなくって)。
どれほど、幸せで有難いことか。
だから、私は、幸せです。
すごく恵まれています。
ありがとうございます。
どうぞ皆様良いお年をお迎えください。
どうやら年内(できれば冬至)にたてたほうがよいらしいので。
来年の目標:
・家を出る
・動物たちにできること、時間を増やす
・犬と猫と暮らす
で、まいりたいと思います。
笑いを忘れずに。
by blessedcoco
| 2012-12-30 22:20
| 日々の出来事