2012年 12月 09日
キラキラ。 |
Myデスク上の王子ちゃん。2001年、若い。
11月28日、月命日に王子に話しかけてみました。おーい、おーい、王子ちゃーん。
王子ちゃん、光になってました。
どこまでも白く明るい、でも目に痛いなんてことはない、やさしい、あふれるほどの光。
その中に、まどろむように優しく目を閉じ(白目じゃなく・・・)、ほほえむようなおだやかな表情の王子ちゃんが見てとれる、そのようなイメージです。
そんな王子を見て、「ああ、王子ちゃん、”次”に進むんだ・・・」と思って、私は、王子のために嬉しくもあり、でも自分としてはさみしいとも思って複雑だったのですが、そんな気持ちを読み取ったのか、王子は、
「でも、ボクのカケラ(またはボクの記憶のカケラ)は残るんだよ」と。
その言葉を聞いて、私は、自分の中にあった長年の疑問が氷解したりもしました。
また、王子は、
「いっぱい大事にしてもらったよね」「おだやかな日々だった」と、懐かしむように言ってくれました。
その言葉だけで、報いられる気がしました。
ずっと答えが出なかった、くろちゃんのことも、「あれはくろちゃんと飼い主さんの学びだから、おねえちゃんは愛をあげればいいんだよ」と(聞くなよって話ですけどもねえ)。
なつかしさと、「ありがとう」と、「ボクの記憶は残り続けるんだ」というメッセージをくれた王子ちゃん。
次にどこに行くかは、ヒミツなんだそうですが。
名残惜しいけれど、王子の旅は王子だけのものだから。
私も、胸いっぱいの「ありがとう」とともに、王子ちゃんに手を振った、エールを込めて手を振った、そんなコミュニケーションでした。
で、
「いっぱい犬を助けてあげて」
って、
どれくらいですかね王子ちゃん?
いっぴき、にひき、いっぱーい?
とかふざけてる場合じゃないな。
そうなるには、まだまだ頑張らなきゃいけないことがいっぱいありそうだけど。
おねーちゃん、頑張るね。休み休みかもしれんけど。
ちなみに、家での生活を振り返った王子から受け取ったイメージは、台所。
そう、おかあさん、時に私が、毎日王子のためにお野菜とお肉煮込んでたもんね。
で、キミ、「できたて」と、「つくりおき」を見事にわかってたよね・・・。
わくわくしながら、ご飯の煮える匂いを楽しんでくれていたのかな。
それが、王子にとっての我が家での日々の象徴なら、とても嬉しいです。
ありがとう、王子ちゃん。
君の旅が、光と愛と平和に包まれ導かれますように。
by blessedcoco
| 2012-12-09 20:49
| 王子