2012年 03月 05日
1週間前。 |
王子ちゃん、まだいたんだなあ。
今日も今日とて残業をして(ありがたや)、奇しくも1週間前と同じ電車に乗って帰ってきました。
実のところ、転げるように急いで帰ったわけでもない、それが1週間前。
母親と私はあまり一緒にいると竜虎の闘いを繰り広げる、ということもあって、と、まだこの頃寒くて最後のローカル線、普通電車に乗ると「節電とは?」なんじゃらほい、という感じに冷え冷えになる(ドア全開やし)からと快速電車をぶらぶらしながら待っていたのです。5分ほどしか変わらないし、うとうとしながら帰ったほうがいいなあなどと思って。
同じ経路でぶらっとしながら、まあ、まさかその数時間後とは思わなかったし、というか「もしや」を考えるより今だよ今!と思っていたのだし、などと考えつつ。
+++++++++++++++++++++++++++++
ところで父は夕方になるとジムへ行き、帰宅してから庭で干し物などをして入ってくるのですが、そんないつも通りに家に入ってきた、土曜日の夜。
なんかまろがわん、言うた気がする、と父。
変な感じやなあ・・・とつぶやくので、お礼じゃない?と返しました。
というのも、間に合わないことも最後の頃は多かったものの、王子は「ごようじは、おそとで」というポリシーがあったため、庭に点々と通称「地雷」が日々落とされ、母は足が痛くてしゃがむのが辛いしそもそも王子から目が離せず、私は日が暮れてから帰宅するので、まだ明るいうちに帰宅している父がその「落し物」を拾うのが日課でありました(で、袋に入れたそれをゴミ箱まで持っていくのは私や母の役目でしたけどねえ)。
というわけで、「う○こひろってくれて、ありがとー」だったんじゃない?などとげらげら笑ってすごしました。
父が聞いたのはほんとうに王子の声だった、と、感傷的かもしれないけれど、そう信じます。
はっきり言って、貴公子が旅立ったときは、単身赴任していたこともあってかあまりこれといった反応も示さなかったし、もともと何を考えているのかよくわからない父でしたが、今回、王子が旅立った朝は、しばらく王子のそばにおりましたし、土曜日などは「もう誰が何を言ってきても、何も飼うたらあかん」と母に言っていたほど。
旅立った日も体を送った日も、仕事に出かけていたけれど、父も悲しかったんですねえ。
+++++++++++++++++++++++++++
王子は大事にしてもらっていた、とか、愛されて幸せなこだった、などと言っていただいて、それはほんとうに有難くて嬉しい言葉だけれど、
王子ちゃん、いっぱいいっぱい私たちに愛をくれてたなあ
という思いも尽きません。
そうそう、
昨日書き忘れていたのだけれど、
王子の犬のお母さん、ありがとう。ほんとうに、ありがとう。
最後は2011年9月3日の動画で。
王子ちゃんが食べているのは、「てんと一緒」のかなこさんが王子にと贈ってくださった梨。
そのちょっと前に熱を出してしばらくうんうんいっていた王子ちゃんにとくださった梨を、ほんとうによく食べました。
確かに、人間がいただいても(あ、王子ちゃんのだったわね)、瑞々しくて細胞喜ぶ味だったのだけど、その後、これはいい梨だよ!というのを買って来てむいてあげても、「うーん、ぼく、べつにいいや」とぷいしてあまり熱心ではなかったことでした。
「これは、ぼくにって、もらった なし」ということを、王子はわかっていたんだなあ。しかも、もぐもぐとよく味わってるし。
今日も今日とて残業をして(ありがたや)、奇しくも1週間前と同じ電車に乗って帰ってきました。
実のところ、転げるように急いで帰ったわけでもない、それが1週間前。
母親と私はあまり一緒にいると竜虎の闘いを繰り広げる、ということもあって、と、まだこの頃寒くて最後のローカル線、普通電車に乗ると「節電とは?」なんじゃらほい、という感じに冷え冷えになる(ドア全開やし)からと快速電車をぶらぶらしながら待っていたのです。5分ほどしか変わらないし、うとうとしながら帰ったほうがいいなあなどと思って。
同じ経路でぶらっとしながら、まあ、まさかその数時間後とは思わなかったし、というか「もしや」を考えるより今だよ今!と思っていたのだし、などと考えつつ。
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ところで父は夕方になるとジムへ行き、帰宅してから庭で干し物などをして入ってくるのですが、そんないつも通りに家に入ってきた、土曜日の夜。
なんかまろがわん、言うた気がする、と父。
変な感じやなあ・・・とつぶやくので、お礼じゃない?と返しました。
というのも、間に合わないことも最後の頃は多かったものの、王子は「ごようじは、おそとで」というポリシーがあったため、庭に点々と通称「地雷」が日々落とされ、母は足が痛くてしゃがむのが辛いしそもそも王子から目が離せず、私は日が暮れてから帰宅するので、まだ明るいうちに帰宅している父がその「落し物」を拾うのが日課でありました(で、袋に入れたそれをゴミ箱まで持っていくのは私や母の役目でしたけどねえ)。
というわけで、「う○こひろってくれて、ありがとー」だったんじゃない?などとげらげら笑ってすごしました。
父が聞いたのはほんとうに王子の声だった、と、感傷的かもしれないけれど、そう信じます。
はっきり言って、貴公子が旅立ったときは、単身赴任していたこともあってかあまりこれといった反応も示さなかったし、もともと何を考えているのかよくわからない父でしたが、今回、王子が旅立った朝は、しばらく王子のそばにおりましたし、土曜日などは「もう誰が何を言ってきても、何も飼うたらあかん」と母に言っていたほど。
旅立った日も体を送った日も、仕事に出かけていたけれど、父も悲しかったんですねえ。
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王子は大事にしてもらっていた、とか、愛されて幸せなこだった、などと言っていただいて、それはほんとうに有難くて嬉しい言葉だけれど、
王子ちゃん、いっぱいいっぱい私たちに愛をくれてたなあ
という思いも尽きません。
そうそう、
昨日書き忘れていたのだけれど、
王子の犬のお母さん、ありがとう。ほんとうに、ありがとう。
最後は2011年9月3日の動画で。
王子ちゃんが食べているのは、「てんと一緒」のかなこさんが王子にと贈ってくださった梨。
そのちょっと前に熱を出してしばらくうんうんいっていた王子ちゃんにとくださった梨を、ほんとうによく食べました。
確かに、人間がいただいても(あ、王子ちゃんのだったわね)、瑞々しくて細胞喜ぶ味だったのだけど、その後、これはいい梨だよ!というのを買って来てむいてあげても、「うーん、ぼく、べつにいいや」とぷいしてあまり熱心ではなかったことでした。
「これは、ぼくにって、もらった なし」ということを、王子はわかっていたんだなあ。しかも、もぐもぐとよく味わってるし。
by blessedcoco
| 2012-03-05 22:30
| 日々の出来事