2011年 08月 08日
語学とは。 |
最近のエピソードと、思ったこと。
その1:
来日するイスラエル人の使用言語はヘブライ語。「シャローム」「マイムマイム」などがそれ(なんて大雑把)。
ある日あるとき、ヘブライ語の話になり、「難しいらしいですね」とぽつりとこぼす。キリスト教の神学生はヘブライ語を習得する機会があって、その話を伺った上でのこと。
と、そのときのイスラエル人2名のうち1名がこうのたまいました。
「難しいことあらへん。ボクは30歳で覚えはじめたけど、ほれこの通り」
と、うかがうとこの方、母国語はハンガリー語(ってどんなだ)ということでした。
で、そのときのもう1名というのが、ほぼ毎月(7月は2度・・・)来日されているおなじみさんなのですが、この方はおそらくイスラエル建国(確か1955年だったはず)後の生まれ=イスラエル生まれのイスラエル育ち、と勝手に思いこんでいたのですが。
先日、お茶の習慣についての話になったとき(会議外での話)、
「ボクは15歳までイランにいたけど、イランではコーヒーを飲むという習慣がなかった(ので、イスラエルに来てコーヒーに遭遇したとき、妙なものだと思った)」
と聞いてびっくり。
日本人は(今時の子供は違うかもしれませんが)外国語習得=えらいこっちゃ、の世界に多くの場合は生きているため、なかなーか、カルチャーショックでありました。
語学とは・・・しかし、日本語のみでまるで問題なく生活することができ、高等教育まで受けられるというのは、世界的に見て「当たり前」でないことを思うと、贅沢で有難い境遇でもあります。
(そして通訳者や翻訳者にとっても有難い限り。仕事がなくなる心配がまるでありません)。
その2:
インド人の英語、といえば通訳者のみならず世の英語話者を震撼させる存在(あながち大げさでもない)。
そのインド人とのおつきあいもあったりします。しかも電話会議。
この会議、日本側は英語がある程度理解できる方が揃っているのですが、ふと見ると、皆一様に、机に張り付くように伏せ、通信機器に耳を向けて全神経を集中させる・・・という一種異様な光景が繰り広げられていたのでありました。
私も同様だったんですが(とほほ)。
しかし「とほほ」と思う余裕すらありゃしない!(!つけて言うことか!)
どうにかこうにか、確認しいしい話を進めていたのですが、そこに参加していたイスラエル人(おなじみの方)までもが、
「ごめん、もう1回言って、よくわからなかった(Sorry, I didn't get you)」
と言うのを聞いて、
「日本耳だけに厳しいわけではなかった」
と判明したのでありました。
したからって、私がやれやれと安心していいものではないのは当然ですが。
そして当のインド人(ちなみにムンバイ人)の反応から察する雰囲気というと、
「まるで自分の英語がまずいと思っておらず、むしろこちらの英語力のみならず理解力に難があると思っている」
としか思えないのでありました。
語学とは・・・そして、インド人、強いです。
しかしようわからん。
(でもあと2回くらいあればいけるな)。
と、こんな日々(どんなやねん)でした。その1は既にご紹介したかもです(なにせ脳内でブログ書いて満足することもあるので何を書いて何を書いてないかはっきりしません←おい)。
ちなみに、インド(といっても広いだろうが)では、ビジネスシーンにおいてファーストネームで呼び合う、という習慣がないそうですね。
思いっきりファーストネームで呼びまくっておりました。
失礼しました・・・色々だなあ。
その1:
来日するイスラエル人の使用言語はヘブライ語。「シャローム」「マイムマイム」などがそれ(なんて大雑把)。
ある日あるとき、ヘブライ語の話になり、「難しいらしいですね」とぽつりとこぼす。キリスト教の神学生はヘブライ語を習得する機会があって、その話を伺った上でのこと。
と、そのときのイスラエル人2名のうち1名がこうのたまいました。
「難しいことあらへん。ボクは30歳で覚えはじめたけど、ほれこの通り」
と、うかがうとこの方、母国語はハンガリー語(ってどんなだ)ということでした。
で、そのときのもう1名というのが、ほぼ毎月(7月は2度・・・)来日されているおなじみさんなのですが、この方はおそらくイスラエル建国(確か1955年だったはず)後の生まれ=イスラエル生まれのイスラエル育ち、と勝手に思いこんでいたのですが。
先日、お茶の習慣についての話になったとき(会議外での話)、
「ボクは15歳までイランにいたけど、イランではコーヒーを飲むという習慣がなかった(ので、イスラエルに来てコーヒーに遭遇したとき、妙なものだと思った)」
と聞いてびっくり。
日本人は(今時の子供は違うかもしれませんが)外国語習得=えらいこっちゃ、の世界に多くの場合は生きているため、なかなーか、カルチャーショックでありました。
語学とは・・・しかし、日本語のみでまるで問題なく生活することができ、高等教育まで受けられるというのは、世界的に見て「当たり前」でないことを思うと、贅沢で有難い境遇でもあります。
(そして通訳者や翻訳者にとっても有難い限り。仕事がなくなる心配がまるでありません)。
その2:
インド人の英語、といえば通訳者のみならず世の英語話者を震撼させる存在(あながち大げさでもない)。
そのインド人とのおつきあいもあったりします。しかも電話会議。
この会議、日本側は英語がある程度理解できる方が揃っているのですが、ふと見ると、皆一様に、机に張り付くように伏せ、通信機器に耳を向けて全神経を集中させる・・・という一種異様な光景が繰り広げられていたのでありました。
私も同様だったんですが(とほほ)。
しかし「とほほ」と思う余裕すらありゃしない!(!つけて言うことか!)
どうにかこうにか、確認しいしい話を進めていたのですが、そこに参加していたイスラエル人(おなじみの方)までもが、
「ごめん、もう1回言って、よくわからなかった(Sorry, I didn't get you)」
と言うのを聞いて、
「日本耳だけに厳しいわけではなかった」
と判明したのでありました。
したからって、私がやれやれと安心していいものではないのは当然ですが。
そして当のインド人(ちなみにムンバイ人)の反応から察する雰囲気というと、
「まるで自分の英語がまずいと思っておらず、むしろこちらの英語力のみならず理解力に難があると思っている」
としか思えないのでありました。
語学とは・・・そして、インド人、強いです。
しかしようわからん。
(でもあと2回くらいあればいけるな)。
と、こんな日々(どんなやねん)でした。その1は既にご紹介したかもです(なにせ脳内でブログ書いて満足することもあるので何を書いて何を書いてないかはっきりしません←おい)。
ちなみに、インド(といっても広いだろうが)では、ビジネスシーンにおいてファーストネームで呼び合う、という習慣がないそうですね。
思いっきりファーストネームで呼びまくっておりました。
失礼しました・・・色々だなあ。
by blessedcoco
| 2011-08-08 23:50
| 日々の出来事