2007年 10月 07日
6.九月二十六号星期三:天星小輪と六福邸でわらわら。 |
帰りは馬場直通鉄道に乗って尖東まで戻り、何を思ったか「そうだ、フェリーに乗ろう」。1.7HKドルのプチトリップ、スターフェリー(天星小輪)。
乗り場なり。
時計台。展望台?もあります横ちょに。
湾仔のコンベンションセンター。
ああ黄昏。
とか言いつつお金払って乗り込んで。風が気持ち良い夕暮れでありました。
あちらに見えるは中環(セントラル)の船着場。
実は6時六福邸集合だったのですが、ちょい遅刻気味だったです。で、ぶさんに連絡して、タクシーでとりあえず六福邸近くのお廟までおいでと。
そこでまたごっついごっつい出会いがあろうとは・・・。
これまた地図で「ここまでお願いしまする」と言って連れていっていただく。着くとお廟は閉まっており、運転手さんが「閉まってるよー、いいの?」と。そういう一言って、あるかないかで違うもんだよなと思いつつ、「ありがと、でも友達と待ち合わせだからいいのん」と言って下車。
ぶさんのお友達が迎えに来てくださいました・・・つくづく、ぶさんといい、このけりさんといいお友達といい、私ってば美人運あるわあ、と得心。ここでお会いしたのが、香港在住のけりさん、そして関西在住で時を同じくして来港されていた、サラさん、くみさん、つんさん。わらわらと六福邸のドアを叩く。
そしてわらわらわらわら。またしても仔仔に襲っていただき、しばらく足につけた抱っこちゃん人形(古い・・・)状態。そしてむいちゃんが「まあまあ、まっだうでもいたぶって遊びましょうよ♪」と誘ってくれてソファーでぶんぶんぶんぶん。苦しうない、とお腹見せ。いいのか。私は今日で会うのは2度めだー!!
この日香港は中秋節のお休みで、どこも混んでいるからとぶさんがご自宅でお鍋をしてくださいました。「お鍋やったら味はどこでも一緒やからね」。いえ、とってもおいしゅうございました。わっさわさのクレソンとか。レタスとか。生根ちゃんとか。お豆腐にお揚げに(香港にもある)、しいたけ、くわい、そしてぷりぷりの、海老♪ぽん酢に生の赤唐辛子と入れていただくほかほかのお鍋。ほかほかだったのは、お鍋と、人と、お犬がいたから・・・。
六福お鍋♪
素晴らしい材料の山!
6時過ぎから宴は始まり、お犬よりも人間が先にご飯をいただいていたのですが、その間ずーっと豆じさまは、「飯飯飯飯飯飯飯よこせ」と元気に吠えられておいででした・・・。で、ぶさんがぴと、と触ると黙る。そしてまたややしてから「飯飯飯飯」。
うまうまと舌鼓を打ちつつ、すごく奇妙な気持ちになったのが、気付けばもう10時だったこと。Time flies.。ていうか、時空が歪んだ絶対!と思いました。そのくらい、食べてはお犬と戯れ、戯れてはうまうま。夢のような時間でした。
サラさんぶさんの会話もごっつ面白く、でもってサラさんご一行とけりさんとの澳門(マカオ)行きも同行させていただくことに。おーフェルナンド♪
印象的だったのは、お犬ご飯タイム。トッピング(というかフードとどっちがメインだかわかりゃしない豪勢さ)をぶさんがつぎ(で、お手伝いするつもりで運んだお犬茶碗、まだついでる途中でテーブル上で再度つぎ足しておられました・・・あああ)、むつさんがフードを配膳して、とその一連の流れを見ていて、ああ、この二人はこうして、生活を紡いでおられるのだなあ、と、共に生活すること、パートナーであり続けること、それは日常の中にあることを、じんわりと感じたのでありました(ってお犬ご飯のことで?って感じだけど)。
ご飯はあっという間で、豆じさまも満足なさり、だうちゃんはやはり時間をかけてゆっくり食べて。
気付けばむつさんがいないので伺うと、冬冬のお散歩とのこと。で、帰ってきたむつさん、山のような胴輪とリードをじゃらーん♪お犬の目がきらーん☆
個々に胴輪着用し、むつさんが「黒兜!」と呼ぶのを聞いて、ああそう発音するのねんと思ったりしつつ、ささーっと「鵜飼い」散歩へ。戻ってきたときには牛さんだけがリード外し、しかし胴輪着用だったり(他のお犬は全部取ってた)。きらきらしたお犬の瞳。そう、いつだって、ここのお犬はきらきらしているのでした。可愛がられ、愛されて、愛だけじゃなくって細やかなお世話もされて。ふと見ればむつさんが、目やにだらけの(そして施設にいたときに噛まれて失明しちゃった)冬冬の目をきれいにしてあげていたり、これまた、ひとりの生活が長かったため、トイレを覚えることがなかった冬冬がおしっこしたらすぐにきれいに始末されていたり。あれ?と思って後ろを見るとはっちゅうくんがうん○していて、それをすみやかにむつさんが始末して床を拭いて・・・。
振り向けばしっこ、ふりむけばう○も、の六福邸。全部きれいなう○もでした(お片づけ、したかったけど、あれって健康のバロメーターだからなあ)。
あれは初日だったか、お犬がガムをもらっている時に、そういや仔仔の「アーメン」も見たのでありました。感無量♪
はしゃぐはっちゅうくん、椎間板ヘルニアが悪化して、下半身に力が入りにくかったこのときに、お迎えするー!と言い張るのをぶさんが優しく抱いてなだめてらしたり、全く辛い部分がないわけではない六福邸だけれども(そしてそのことを誰も同情してほしいと思っていないし、することが良いことだとも思えないのだけれども)、このおうちに満ちる、深い温かいほっとする空気の力は強い、そしてその空気は、むつさんとぶさんと、六福のお犬たちとでつくられ、また育っていくものだと感じて、そんな場所にいられる幸せを、仔仔よろしく、祈りつつ感謝せずにはいられませんでした。はっちゅうくんの快癒を祈りながら。でも結局逆にはっちゅうくんの瞳に優しいなにかを、私こそがもらいっぱなしだったのだけど(これは他のお犬も一緒ね)。
この日もおいしいコーヒーをいただきつつ、翌日は飲茶いっとかんと!と計画していただきました・・・って、してもらってばっかな私です。
六福邸。日参したいくらいに素敵なおうち。この比喩ってばわかりにくいけど、そのでっかい感じと心底ほっこりする空気(すごい安定した空気。これはなかなかない)は、Y田家に通じるものだと感じました。
それは私にとって、ぶさんのコーヒーに集約されたものになりました。ほっこりなお味。
この日のお犬様。(の一部)
二大巨頭!
わらわら。奥のおざぶはこの日、静かに冬冬と豆じさまが奪い合っていたのでありました。
気付けばまた小黄ぼんが足元できゅぶきゅぶし、ブログのままにそんな様子を牛さんが見つめ(熱い眼差しで)、さらにその後方からむいかーさんが二坊主を眺めていたり・・・。ゴムおもちゃをぽよーんと放ると、二坊主さんとむいちゃんが取りに行ったり。王様はあご枕だったり。だうちゃんが椅子に陣取り、私が座らせていただこうとしても微動だにしなかったり・・・。
ええい、六福に関しては、話が尽きないのです!というわけで無理くりに終わってまだ続く!ってまだ2日目かい!!(ちなみにこの日は2時就寝)。
乗り場なり。
時計台。展望台?もあります横ちょに。
湾仔のコンベンションセンター。
ああ黄昏。
とか言いつつお金払って乗り込んで。風が気持ち良い夕暮れでありました。
あちらに見えるは中環(セントラル)の船着場。
実は6時六福邸集合だったのですが、ちょい遅刻気味だったです。で、ぶさんに連絡して、タクシーでとりあえず六福邸近くのお廟までおいでと。
そこでまたごっついごっつい出会いがあろうとは・・・。
これまた地図で「ここまでお願いしまする」と言って連れていっていただく。着くとお廟は閉まっており、運転手さんが「閉まってるよー、いいの?」と。そういう一言って、あるかないかで違うもんだよなと思いつつ、「ありがと、でも友達と待ち合わせだからいいのん」と言って下車。
ぶさんのお友達が迎えに来てくださいました・・・つくづく、ぶさんといい、このけりさんといいお友達といい、私ってば美人運あるわあ、と得心。ここでお会いしたのが、香港在住のけりさん、そして関西在住で時を同じくして来港されていた、サラさん、くみさん、つんさん。わらわらと六福邸のドアを叩く。
そしてわらわらわらわら。またしても仔仔に襲っていただき、しばらく足につけた抱っこちゃん人形(古い・・・)状態。そしてむいちゃんが「まあまあ、まっだうでもいたぶって遊びましょうよ♪」と誘ってくれてソファーでぶんぶんぶんぶん。苦しうない、とお腹見せ。いいのか。私は今日で会うのは2度めだー!!
この日香港は中秋節のお休みで、どこも混んでいるからとぶさんがご自宅でお鍋をしてくださいました。「お鍋やったら味はどこでも一緒やからね」。いえ、とってもおいしゅうございました。わっさわさのクレソンとか。レタスとか。生根ちゃんとか。お豆腐にお揚げに(香港にもある)、しいたけ、くわい、そしてぷりぷりの、海老♪ぽん酢に生の赤唐辛子と入れていただくほかほかのお鍋。ほかほかだったのは、お鍋と、人と、お犬がいたから・・・。
六福お鍋♪
素晴らしい材料の山!
6時過ぎから宴は始まり、お犬よりも人間が先にご飯をいただいていたのですが、その間ずーっと豆じさまは、「飯飯飯飯飯飯飯よこせ」と元気に吠えられておいででした・・・。で、ぶさんがぴと、と触ると黙る。そしてまたややしてから「飯飯飯飯」。
うまうまと舌鼓を打ちつつ、すごく奇妙な気持ちになったのが、気付けばもう10時だったこと。Time flies.。ていうか、時空が歪んだ絶対!と思いました。そのくらい、食べてはお犬と戯れ、戯れてはうまうま。夢のような時間でした。
サラさんぶさんの会話もごっつ面白く、でもってサラさんご一行とけりさんとの澳門(マカオ)行きも同行させていただくことに。おーフェルナンド♪
印象的だったのは、お犬ご飯タイム。トッピング(というかフードとどっちがメインだかわかりゃしない豪勢さ)をぶさんがつぎ(で、お手伝いするつもりで運んだお犬茶碗、まだついでる途中でテーブル上で再度つぎ足しておられました・・・あああ)、むつさんがフードを配膳して、とその一連の流れを見ていて、ああ、この二人はこうして、生活を紡いでおられるのだなあ、と、共に生活すること、パートナーであり続けること、それは日常の中にあることを、じんわりと感じたのでありました(ってお犬ご飯のことで?って感じだけど)。
ご飯はあっという間で、豆じさまも満足なさり、だうちゃんはやはり時間をかけてゆっくり食べて。
気付けばむつさんがいないので伺うと、冬冬のお散歩とのこと。で、帰ってきたむつさん、山のような胴輪とリードをじゃらーん♪お犬の目がきらーん☆
個々に胴輪着用し、むつさんが「黒兜!」と呼ぶのを聞いて、ああそう発音するのねんと思ったりしつつ、ささーっと「鵜飼い」散歩へ。戻ってきたときには牛さんだけがリード外し、しかし胴輪着用だったり(他のお犬は全部取ってた)。きらきらしたお犬の瞳。そう、いつだって、ここのお犬はきらきらしているのでした。可愛がられ、愛されて、愛だけじゃなくって細やかなお世話もされて。ふと見ればむつさんが、目やにだらけの(そして施設にいたときに噛まれて失明しちゃった)冬冬の目をきれいにしてあげていたり、これまた、ひとりの生活が長かったため、トイレを覚えることがなかった冬冬がおしっこしたらすぐにきれいに始末されていたり。あれ?と思って後ろを見るとはっちゅうくんがうん○していて、それをすみやかにむつさんが始末して床を拭いて・・・。
振り向けばしっこ、ふりむけばう○も、の六福邸。全部きれいなう○もでした(お片づけ、したかったけど、あれって健康のバロメーターだからなあ)。
あれは初日だったか、お犬がガムをもらっている時に、そういや仔仔の「アーメン」も見たのでありました。感無量♪
はしゃぐはっちゅうくん、椎間板ヘルニアが悪化して、下半身に力が入りにくかったこのときに、お迎えするー!と言い張るのをぶさんが優しく抱いてなだめてらしたり、全く辛い部分がないわけではない六福邸だけれども(そしてそのことを誰も同情してほしいと思っていないし、することが良いことだとも思えないのだけれども)、このおうちに満ちる、深い温かいほっとする空気の力は強い、そしてその空気は、むつさんとぶさんと、六福のお犬たちとでつくられ、また育っていくものだと感じて、そんな場所にいられる幸せを、仔仔よろしく、祈りつつ感謝せずにはいられませんでした。はっちゅうくんの快癒を祈りながら。でも結局逆にはっちゅうくんの瞳に優しいなにかを、私こそがもらいっぱなしだったのだけど(これは他のお犬も一緒ね)。
この日もおいしいコーヒーをいただきつつ、翌日は飲茶いっとかんと!と計画していただきました・・・って、してもらってばっかな私です。
六福邸。日参したいくらいに素敵なおうち。この比喩ってばわかりにくいけど、そのでっかい感じと心底ほっこりする空気(すごい安定した空気。これはなかなかない)は、Y田家に通じるものだと感じました。
それは私にとって、ぶさんのコーヒーに集約されたものになりました。ほっこりなお味。
この日のお犬様。(の一部)
二大巨頭!
わらわら。奥のおざぶはこの日、静かに冬冬と豆じさまが奪い合っていたのでありました。
気付けばまた小黄ぼんが足元できゅぶきゅぶし、ブログのままにそんな様子を牛さんが見つめ(熱い眼差しで)、さらにその後方からむいかーさんが二坊主を眺めていたり・・・。ゴムおもちゃをぽよーんと放ると、二坊主さんとむいちゃんが取りに行ったり。王様はあご枕だったり。だうちゃんが椅子に陣取り、私が座らせていただこうとしても微動だにしなかったり・・・。
ええい、六福に関しては、話が尽きないのです!というわけで無理くりに終わってまだ続く!ってまだ2日目かい!!(ちなみにこの日は2時就寝)。
by blessedcoco
| 2007-10-07 23:48
| 香港