2017年 07月 27日
サンちゃんのお客様。 |
N様の膝の上で爆睡のうちの犬。私にこんなことはしません。
N様は保護施設にいたサンダーのことがとても好きになり、ボランティアの際は必ずといっていいほどサンダーと散歩をしていたようです。あ、私はほんの数回なんですよね、実は。考えてみると。
2015年の9月、久しぶりに施設を訪れた私はサンダーの後ろ脚がめっきり弱ったことにショックを受けましたが、サンダーの状態に心を痛めていたのはN様も同じでした。でも、事情を考えると、サンダーを迎えるのは難しい。
そんな中、2016年3月にそうとは知らない私がサンダーの里親になり、N様に連絡した・・・ということはあれ?サンダーが好きっていうのは知っていたのかしら私、とにかく連絡をしたところ、とてもとても喜ばれたのを覚えています。
ほんとうは、5月の同窓会で会えるはずでしたが、諸事情あってかなわず、サンダーに会いに行きます!と言って会いに来てくれました。ありがたや・・・。
なおもぐっすり。なんとこの日は7時間寝続け、この記録は今も破られていません。
彼女はほんとうに温かい人だから、サンダーも彼女のところへ行けたら良かったのにな、と思わずにはいられないのですが、もううちの子ですしね。諦めて頂戴、サンダー。
そして6月は、サンダーがお世話になったスタッフさんと、やや離れたご近所さんでもあるボランティア仲間のK様。
この日もすやすや。いつもの恫喝はどこへ。
サンダーは施設内の「老犬クラブ」に所属していたのですが、ここは「クリニック」という部署の管轄なのです。そしてこの日訪ねてくれたF様は、クリニックのリーダー。
彼女とも同窓会で会うはずが会えず、さらに退職するとのことで、もう会えないんだなあとがっくりしていたところ、会いに来てくださることに。
保護団体の職員でいる、ということは、動物の世話が主業務だとしても、人との接触は避けられません。そして保護団体にやってくるのは、ボランティアと里親希望者だけではありません。
そう、飼育放棄する人も、来るんですよね。
詳しい話、具体的な話をスタッフさんが語ることはありません。そこもやはりプロだと尊敬しているのですが、とにかく、そうして詳しいことを知らなくても、さぞかし精神的に厳しい状況に多々遭遇されるのだろうなと想像しています。
それでも、いつでも凛として動物の世話をして、そしてボランティアの相手もしてくださった。
心から感謝です。
そして、K様にはいつもいつも・・・お世話になり、ブラックが寝たきりになってからは「できることがあれば」と言ってくれ、しかもその言葉が本心であることは明らかで、ほんとうに有難い方。
F様とK様、あまり接点なかったかなあと思ったのですが、実はとっても大きな接点があったのでした。
ちゃんとお礼言った?
他府県に引っ越してしまったF様、どうか新たな日々もF様らしくいてください。
そしてF様からいただいた、ミニサンダー。お腹に保冷剤が入ってます。
サンダーはこの家に来るまで、色んな人によって支えられていたこと、そして今もあたたかい気持ちをもらっていることを、再確認する有難い機会でした。
by blessedcoco
| 2017-07-27 00:14
| サンダー