2017年 02月 28日
5年が経ちました。 |
今日で王子が天に昇って5年が経過。
定位置はソファの上。このソファももうない。
思い起こせば最後の数か月を除いては、まーったく手がかからない犬でした。
トイレは勝手に庭でするようになったし、破壊行為もなく、あるといえばタオルやタオルケットなど、布類をしがむことくらい。
そう、王子はひとりで歯磨きをする犬だったのです。
布を奥歯でごりごりごりごりしがんで、そのごりごりにうっとりしながらごりごりごりごり・・・
犬に歯磨きが必要だなんて思わなかったのは、王子がセルフでやっていたからなんですね。
ブラックの口を見て愕然としたものでした。
自分で好きなところへ行って寝るし。
おふとんをええ塩梅にするのもお手の物。
私が実家へ帰って来てからは、私のベッドもお気に入りの場所で、布団を干してシーツを替えた日なんかいの一番に上って眠っていました。
↑絶対これ布団干した日。
ここにいればおやつを食べていても監視できるし・・・。
ちょいと神経質なところがあったから、子供に触らせるのは避けていたり、獣医も怖い場所でしかなかったり。社会化しなかったとか。
飼い主のせいだな、と思うことはあれど、問題行動なんて全然ない犬で、犬が手がかかる生き物だと思ったことすらなかったかもしれません(最後以外)。
いなくなってからは、家族仲が悪いことを心配していたし・・・
なんとまあ、立派な子だったことか、と今改めて思います。
先日、友人の子猫の火葬で霊園へ行ったので、手を合わせてきました。王子とブラックが眠る霊園。
ふと、王子に怒られている気がしました。母とよく口論してるしな・・・と反省でした。
色々あるけど、
似たような角度で似たような表情で眠る2頭。
5年なんて経ってみればあっという間。
今サンダーと一緒にお散歩しているお友達は博士以外王子を知らない子ばかりだし、というかブラックも知らんやろ?くらい。
ご近所わんこ全体を見渡しても、王子と交流のあった子なんてあまりいない・・・というか、そもそも王子は私が社会化なんて知らずにいた頃の子なので、犬とあまり遊べる子じゃなかった(メスか去勢済みのオスくらいで、博士とも会わせたことすらなかった)。
おやすみ、王子ちゃん。ありがとね。
初代犬の貴公子がいたから王子のご縁へとつながり、
王子がいたから、ブラックへつながった。
ブラックがいたから、サンダーへ・・・
そんな気もします。
そんなことを改めてしみじみ思わせてくれるプレゼントを先日いただきました。
by blessedcoco
| 2017-02-28 21:31
| 王子