2014年 06月 03日
里親会@FIELD NOTE in 奈良。 |
※本記事はcoco.。の私見であり、シェルターさんのご意見を代表するものではありません。撮影許可と、掲載許可はいただいておりますが、その旨ご了承ください。また、犬の個性についても、私見の域を出ず、異なる見解もあり得ます。ご理解のほどお願い申し上げます。
K2からも2頭参加ということで、行って参りました。
丁度1年前くらい、ブラックをくださいとARKに申し出、面談していただいた後、ブラックの犬舎でまったりしていたら、あるスタッフさんがやってきて、「面談どうでしたか?」と尋ねてくださいました。
この方、勿論スタッフさん全員が全頭の犬・猫の行く末に幸あれと日々心砕いていらっしゃるのだけれど、オフィス横にあるスタッフ紹介の写真でもブラックと写ってらして、ああ、ブラックをかわいがってくださっていたのだなあと思っていました。
そのスタッフさんが来られるから、ブラックを連れて・・・と思ったのですが、なにしろこの日の最高気温は34度。会場は風通しも良いので、日陰にいれば家にいるより涼しいと思えたのですが、行き帰りの車中が思いやられたため、同行は断念しました。ああう。
着くと、Chobi's fatherさまが奥様と息子さん、それに義妹さんとその娘さんといらしてました。
相変わらず爽やかでおきれいな奥様と、今回は色々お話してくれた息子さん・・・仲の良さそうなご一家で、こちらの心もほっこりしました。
山から来た34頭の犬たち、といえば、昨年5月に入所したときはとにかくストレスを与えたくないので目も合わせず、犬舎前でじっとすることもせずにいようと思ったくらいに、落ち着かない犬が多かったです。聞けば、散歩もままならない(地面に伏せて動けない)犬もいたとか。
今でも落ち着けない犬もいるけれど、ウンベルトはのんびりとリラックスした様子で、外出を楽しんでる風情でした。
ウンベルトだけでもないし、彼の仲間で里親会やリホーム後同窓会に参加した犬もそうだけど、どの犬も一様に、外出で怯えるというよりは、にこにこ満喫している様子で、今まで数度そうした場面に立ち会って、やはり、能勢の犬舎にいる状態「だけ」を評価するのは、勿体無い、ということを改めて思います。
会場であるFIELD NOTEさんは生活が心地よいものになりそうな雑貨と、オーガニックな食材と、それからカフェがあるお店で、緑も豊か、芝生もあって犬たちも人もくつろげる空間です(日頃は犬は屋外のみのようです。係留するフックもあります)。
イチゴチーズケーキ、おいしかった~♪
はやてはかわいい。いやどの犬だってかわいいんだけど、はやてはきっと、一瞬にして人の心を奪う何かを持っているのでしょう。
犬を見に来たわけでない来場者さんをもとりこにしていました・・・。
若くてエネルギーがあるけれど、我を失わないし、そもそも性格が明るくておだやかな気がします。情緒安定って、すごい長所だと思うんです。
ボール大好き!でもどんなに楽しくても人の言うことはちゃんと耳に入ります。
いい子なウンベルト。
山から来た34頭の犬たち。ふわふわで体重20キロ弱くらいの犬が多く、一緒にいるとなんだか「ベージュ色のブラック」みたいです。
ウンベルトさん、にこにこしながらまたりとしていて、触るともふもふ♪
と。
セラピーとラブラブ(この手は何っ)。
ちょっとごまめっぽくなっちゃってるアロマがまた可愛かったです。
「セラピーちゃん、私もいるんだけど・・・初めてだし・・・一緒にいよ」
セラピーは2回目、アロマは初めての里親会。
セラピーの、のほほーんとしている風情も頼もしく、一方で、アロマのちょっと心細そうなところも、「守ってあげたい」願望のある方なら絶対にぐっとくるはず。
とーさんかーさんと娘、みたい。
トイプーといえばカーリーヘアで、だからわからなかったけれど、がりがりのプランタン。人恋しくて落ち着けないのか・・・。
ところで、トイプーといえば小型犬ですが、来場していた男の子がこう叫んでいました。
小さい犬いない~
気にするなプランタン、君のその大きさが好きだという人が、きっといるはず!
ところで、ずっと気になっていた卒業犬にお会いできました♪というか、先週もお見かけしたのだけれど、とうとうお話(あ、飼い主さんと)することができました~♪
お出かけ大好きなちわわんのアクビちゃん♪
ちょっとお顔が白くなってきている黒犬、ということでブラックと近しい気持ちになるのですが、なんと年齢も同じなのですって。
目線は飼い主さんにまっすぐ。愛と信頼のまなざし・・・。
昨年秋にここに来たとき、ブラックは今ほど犬になれていなかったのですが、というか興味を示すことがほとんどなかったのに、アクビちゃんのにおいを熱心にかいでいて、ああ、ブラックも犬なんだと安心(どういうレベルやねん)した記憶が鮮明なのです。
なのでちょっと恩人ならぬ恩犬なのです、アクビちゃんは。
可憐な花が似合うのも小型犬の特権かも。
ひとくちに、犬といっても色々。
大きい犬もいれば、小さい犬もいる。
怖がりだけど絶対咬まないとか、ビビりのくせに(というかだからこそ)強がって喧嘩売ってしまうとか、おおらかで犬付き合いも上手なんだけど、マーキング癖が問題とか。(今回参加の犬のことではありません、一般論です)。
人と24時間一緒にいたい!という犬もいれば、犬がいればそれでいい~って犬もいるでしょう。
そしてどの犬だって「よい犬」でしょう。
犬がそれぞれであるように、人もそれぞれ、家族もそれぞれなんだから、マッチングが正しければ、どの犬だって「誰かのいちばん」になれるはず。
(そして、最初はすったもんだしたけれど、この仔でよかった、この仔じゃなきゃだめだった、ってことも、あるんだと思います~)。
保護犬はなつかないとか、成犬になったら問題行動は直らないとか、そんな風に思っている人にこそ、シェルターや里親会(譲渡会)にご足労いただきたいな、とも思ってしまいます。
ああ楽しかった~←里親希望でもないのに満喫したわたし。
by blessedcoco
| 2014-06-03 11:55
| ARK