2013年 10月 06日
へそ。 |
※本記事はcoco.。の私見であり、シェルターさんのご意見を代表するものではありません。撮影許可と、掲載許可はいただいておりますが、その旨ご了承ください。
土曜日はアークへ。
天気予報はいまいちなものの、雨も一瞬であとは過ごしやすい気候でした。
いつものベテランボランティアさんも2名おられ、楽勝モード(つまり全頭余裕を持って散歩完遂予定)のこの日。
まずは、フェアレディ、クゥ、まいのトリオ(同居犬)から。
フェアレディと見に行った、土砂崩れその後。深く深くえぐれていて、これが犬舎の傍でなくてほんとによかった。
土砂崩れ。土砂もさることながら、ゴミも多く棄てられており、そのためにガラスや陶器の破片が多く、通行ができないのはそうした破片によるところが大きいです。
ここを通るのよ!と頑張るフェアレディをなだめすかして、二番手クゥちゃんと散歩へ。この日はよく歩いてくれて私は嬉しい♪
まいまいは、「あたしはいい」と裏口から出たところで踏ん張ってしまったけれど、頑張ってもらって少しは歩き、それから、ぐりぐりぐりと撫で撫でタイム。
エリカラなまいまい。
なんでも、ストレスが昂じて下半身を舐めこわしてしまったんですって。
目元をきれいなタオルで拭きました。
クゥちゃん。
お昼前の最後はトントン・サンちゃんの新コンビ。
左がサンちゃんで、右がトントン。
どちらも柴または柴ミックスなふたり。お尻をこちらに向けて寝ていたとき、どちらがどちらか、私にはわかりませんでした(スタッフさんは勿論一瞥しただけで判別)。
個人で保護されている方のところで、何年も倉庫のような暗がりにつながれていたというトントン。感情表現が得意ではないけれど、静かに伝えてくれるものは確かにあって、それがまたいじらしくもかわいらしいです。
お散歩はあまり長くは行かない仔だし、よちよち歩いているから無理もさせたくないしで、外の空気とおひさまを楽しむための時間。
対してサンちゃんは、いつでも輝く笑顔の、まさにサン(太陽)のような、ひまわりのような仔。とことことおまんじゅうのようなお手手でしっかり大地を踏みしめ、軽やかにどこまでも歩いてくれそうな快活な仔。
サンちゃんはプロフィールにもあるように、右に首をかしげているし、右目もぱっちりとは開かないけれど、そんなことは問題と思えないほど、明るい笑顔で元気いっぱいに過ごしています☆彼女の左目を見ていると力強い輝きがあり、だからどうだっていうの、と言われているかのようです。
トントンも静かだけれど、女王様のような風格ですよ。
お昼はわいわいと過ごして、あらもうほとんど犬がいない(あらかたお散歩が終わってました)。
というわけで、初のワイヤレスとオリンピアコンビを、ベテランボランティアさんと一緒にお散歩するという嬉しい機会をいただきました☆
ワイヤレスは今年(2013年)カレンダーにも事情とアークに来たときのおはなしが記載されているので、ご存知の方も多いかと思います。
野良犬(その多くは人が飼い犬を棄てていったと推察されます)が多数おり、保健所が捕獲を繰り返し行っているエリアから来た仔。
保護当時、左前脚にワイヤーがからまっており、やむなく切断。
ご一緒したベテランボランティアさんによれば「ただでさえ人間不信だったのに、アークに来て1本脚を失うことで人間不信に拍車がかかったようだった」というのが入所当時の記憶。
カレンダーにも、当初は触ることもできなかったことや、散歩にも行くことができず(リードも噛み千切る)、というわけで外にも出れずにストレスでいっぱいになり、少しづつ、スタッフさんが時間をかけて関係を築き、2ヶ月経ってようやく外に出れるようになったことが書かれています。
カレンダーではスタッフさんに抱っこされているし、スポンサーページでも笑顔で写っているワイヤレスですが、犬舎がスタッフさん以外立ち入り禁止であることもあって、外を通りがかってたまにおやつをあげる私の印象では、いつも警戒して吠えている犬。でも、おやつはフェンス越しに食べてくれる仔だなあというもの。
去年いた、ベガスはじめ白い仔犬たちのお母さんが、オリンピア。詳しくはARKなしっぽ「白い子犬たち」をご覧ください。
かわいくて可憐な少女のような外見のオリンピアですが、出身地はワイヤレスと同じ。つまり、人は棄てる存在であり、捕まえにくる存在だったのでしょう。
ワイヤレスは吠えるもののおやつを食べてくれますが、オリンピアは、フェンス越しですら、おやつを食べてくれるのに少し時間がかかりました。少なくとも、私からは。
そんなオリンピアのリードを持つことができたのは、私にとっては嬉しいどきどき。遠巻きに眺めていた憧れの美少女に近づくことが許された・・・まるでおっさんのような心境です。
これがオリンピア。
クリーム色の美しい色合いのコート。
緊張した顔つきだけど、すごい美少女です。
外ではおやつを食べてくれなかったオリンピア。犬舎に帰っても食べてくれなくて(ワイヤレスはその分もりもり食ってました)、帰り際にまた立ち寄って、フェンス越しにあげたらようやく食べてくれました。
お散歩は人に合わせて静かに歩く。スタッフさんだとまた様子が違うのでしょうが、この日はおしっこもう○ちもなし。後半、少しにおいを嗅ぐ仕草が見られました。
君のこどもたちは皆、幸せになった。
海外へ行った息子もいる。
だから安心していいし、今度は君が幸せになる番だよ。
てなことを、当然、関西弁で言うとはなしに言いながら、のんびり歩くひととき。ワイヤレスが3本脚だから、少し疲れるかもね、と途中里山の風景を眼下に見下ろしながらの休憩をとり、贅沢な時間となりました。
で、ワイヤレスですが。
にこにこにこにこ。
あ、ちょっと緊張?
ずーっと犬舎の中にいる彼を外から見ているだけで、しかも吠えられていたし、だからこんな明るい、楽しそうな顔や様子、初めて見ました。
散歩もぴょんぴょん元気に歩いていたし、終始笑顔で、「社会化させる自信がなかった」というスタッフさんの言葉が、もう完全に過去のものであることは明らかでした。
優しいクリーム色のぶちが入った白いワイヤレス。なんだか彼は、そう遠くない将来、立派にリホームをしそうな気がします。
あとはエビスとセブンコンビ。
脚を怪我したエビスが先に折り返して帰ってしまい、心細いセブン。あの、私いますが・・・。
エリザベスなエビス。脚怪我してんのに、めっちゃ飛びついてくるしね。
エビスはスポンサーさんも募集されています♪エビスが来た事情は、このページに詳しく書かれていますね。
で、ようやくタイトルの「へそ」。
お腹撫でよし、と言われて半ばへそ天の犬を撫でていて、びっくり。
これは・・・でべそ?
と、ちょっとびっくり。
そのおへその持ち主は、
「うふふ」
パディお~ん♪
「どんなもんだい♪」
君は・・・色々と「唯一無二」な外見をしているね。
あとは最近思うところありでドンちゃまとポタちゃんちに立ち寄り。
「地獄のようなところから救い出された」という、ハリポタ、私的呼び名は「ミス・ポター」なハリポタ。
人を見て笑顔で走りよってくるような仔ではありません(少なくとも私には)。
でも、少し接触が増えたからか、ちょっとづつ触らせてくれるようになり(今までも暴れたりはなかったんですが、あまりに緊張していたから遠慮してました)、この日は少し手を伸ばせば届くところまで来てくれ、撫でるとそのままじっとしてくれて、感動・・・。
そしてその横で「おれもおれも」とぐいぐい体を押し付けてくるドンちゃま・・・。
ちびニコちゃんたちもすくすく成長♪ちなみにちびニコちゃんは女の子。
この仔は男の子。
さー今から1時間半かけて帰ってブラックの散歩♪と思ったら母が既にブラックを連れ出しておりました。
ブラックを客観的に、遠目で見るのは久しぶり・・・。
夜、おねむなブラック。
暗すぎる、とiPhoneで調整したらば、
発光。
そしてそのまま私はブラックと添い寝して気づいたら12時半。
あああ。
土曜日はアークへ。
天気予報はいまいちなものの、雨も一瞬であとは過ごしやすい気候でした。
いつものベテランボランティアさんも2名おられ、楽勝モード(つまり全頭余裕を持って散歩完遂予定)のこの日。
まずは、フェアレディ、クゥ、まいのトリオ(同居犬)から。
フェアレディと見に行った、土砂崩れその後。深く深くえぐれていて、これが犬舎の傍でなくてほんとによかった。
土砂崩れ。土砂もさることながら、ゴミも多く棄てられており、そのためにガラスや陶器の破片が多く、通行ができないのはそうした破片によるところが大きいです。
ここを通るのよ!と頑張るフェアレディをなだめすかして、二番手クゥちゃんと散歩へ。この日はよく歩いてくれて私は嬉しい♪
まいまいは、「あたしはいい」と裏口から出たところで踏ん張ってしまったけれど、頑張ってもらって少しは歩き、それから、ぐりぐりぐりと撫で撫でタイム。
エリカラなまいまい。
なんでも、ストレスが昂じて下半身を舐めこわしてしまったんですって。
目元をきれいなタオルで拭きました。
クゥちゃん。
お昼前の最後はトントン・サンちゃんの新コンビ。
左がサンちゃんで、右がトントン。
どちらも柴または柴ミックスなふたり。お尻をこちらに向けて寝ていたとき、どちらがどちらか、私にはわかりませんでした(スタッフさんは勿論一瞥しただけで判別)。
個人で保護されている方のところで、何年も倉庫のような暗がりにつながれていたというトントン。感情表現が得意ではないけれど、静かに伝えてくれるものは確かにあって、それがまたいじらしくもかわいらしいです。
お散歩はあまり長くは行かない仔だし、よちよち歩いているから無理もさせたくないしで、外の空気とおひさまを楽しむための時間。
対してサンちゃんは、いつでも輝く笑顔の、まさにサン(太陽)のような、ひまわりのような仔。とことことおまんじゅうのようなお手手でしっかり大地を踏みしめ、軽やかにどこまでも歩いてくれそうな快活な仔。
サンちゃんはプロフィールにもあるように、右に首をかしげているし、右目もぱっちりとは開かないけれど、そんなことは問題と思えないほど、明るい笑顔で元気いっぱいに過ごしています☆彼女の左目を見ていると力強い輝きがあり、だからどうだっていうの、と言われているかのようです。
トントンも静かだけれど、女王様のような風格ですよ。
お昼はわいわいと過ごして、あらもうほとんど犬がいない(あらかたお散歩が終わってました)。
というわけで、初のワイヤレスとオリンピアコンビを、ベテランボランティアさんと一緒にお散歩するという嬉しい機会をいただきました☆
ワイヤレスは今年(2013年)カレンダーにも事情とアークに来たときのおはなしが記載されているので、ご存知の方も多いかと思います。
野良犬(その多くは人が飼い犬を棄てていったと推察されます)が多数おり、保健所が捕獲を繰り返し行っているエリアから来た仔。
保護当時、左前脚にワイヤーがからまっており、やむなく切断。
ご一緒したベテランボランティアさんによれば「ただでさえ人間不信だったのに、アークに来て1本脚を失うことで人間不信に拍車がかかったようだった」というのが入所当時の記憶。
カレンダーにも、当初は触ることもできなかったことや、散歩にも行くことができず(リードも噛み千切る)、というわけで外にも出れずにストレスでいっぱいになり、少しづつ、スタッフさんが時間をかけて関係を築き、2ヶ月経ってようやく外に出れるようになったことが書かれています。
カレンダーではスタッフさんに抱っこされているし、スポンサーページでも笑顔で写っているワイヤレスですが、犬舎がスタッフさん以外立ち入り禁止であることもあって、外を通りがかってたまにおやつをあげる私の印象では、いつも警戒して吠えている犬。でも、おやつはフェンス越しに食べてくれる仔だなあというもの。
去年いた、ベガスはじめ白い仔犬たちのお母さんが、オリンピア。詳しくはARKなしっぽ「白い子犬たち」をご覧ください。
かわいくて可憐な少女のような外見のオリンピアですが、出身地はワイヤレスと同じ。つまり、人は棄てる存在であり、捕まえにくる存在だったのでしょう。
ワイヤレスは吠えるもののおやつを食べてくれますが、オリンピアは、フェンス越しですら、おやつを食べてくれるのに少し時間がかかりました。少なくとも、私からは。
そんなオリンピアのリードを持つことができたのは、私にとっては嬉しいどきどき。遠巻きに眺めていた憧れの美少女に近づくことが許された・・・まるでおっさんのような心境です。
これがオリンピア。
クリーム色の美しい色合いのコート。
緊張した顔つきだけど、すごい美少女です。
外ではおやつを食べてくれなかったオリンピア。犬舎に帰っても食べてくれなくて(ワイヤレスはその分もりもり食ってました)、帰り際にまた立ち寄って、フェンス越しにあげたらようやく食べてくれました。
お散歩は人に合わせて静かに歩く。スタッフさんだとまた様子が違うのでしょうが、この日はおしっこもう○ちもなし。後半、少しにおいを嗅ぐ仕草が見られました。
君のこどもたちは皆、幸せになった。
海外へ行った息子もいる。
だから安心していいし、今度は君が幸せになる番だよ。
てなことを、当然、関西弁で言うとはなしに言いながら、のんびり歩くひととき。ワイヤレスが3本脚だから、少し疲れるかもね、と途中里山の風景を眼下に見下ろしながらの休憩をとり、贅沢な時間となりました。
で、ワイヤレスですが。
にこにこにこにこ。
あ、ちょっと緊張?
ずーっと犬舎の中にいる彼を外から見ているだけで、しかも吠えられていたし、だからこんな明るい、楽しそうな顔や様子、初めて見ました。
散歩もぴょんぴょん元気に歩いていたし、終始笑顔で、「社会化させる自信がなかった」というスタッフさんの言葉が、もう完全に過去のものであることは明らかでした。
優しいクリーム色のぶちが入った白いワイヤレス。なんだか彼は、そう遠くない将来、立派にリホームをしそうな気がします。
あとはエビスとセブンコンビ。
脚を怪我したエビスが先に折り返して帰ってしまい、心細いセブン。あの、私いますが・・・。
エリザベスなエビス。脚怪我してんのに、めっちゃ飛びついてくるしね。
エビスはスポンサーさんも募集されています♪エビスが来た事情は、このページに詳しく書かれていますね。
で、ようやくタイトルの「へそ」。
お腹撫でよし、と言われて半ばへそ天の犬を撫でていて、びっくり。
これは・・・でべそ?
と、ちょっとびっくり。
そのおへその持ち主は、
「うふふ」
パディお~ん♪
「どんなもんだい♪」
君は・・・色々と「唯一無二」な外見をしているね。
あとは最近思うところありでドンちゃまとポタちゃんちに立ち寄り。
「地獄のようなところから救い出された」という、ハリポタ、私的呼び名は「ミス・ポター」なハリポタ。
人を見て笑顔で走りよってくるような仔ではありません(少なくとも私には)。
でも、少し接触が増えたからか、ちょっとづつ触らせてくれるようになり(今までも暴れたりはなかったんですが、あまりに緊張していたから遠慮してました)、この日は少し手を伸ばせば届くところまで来てくれ、撫でるとそのままじっとしてくれて、感動・・・。
そしてその横で「おれもおれも」とぐいぐい体を押し付けてくるドンちゃま・・・。
ちびニコちゃんたちもすくすく成長♪ちなみにちびニコちゃんは女の子。
この仔は男の子。
さー今から1時間半かけて帰ってブラックの散歩♪と思ったら母が既にブラックを連れ出しておりました。
ブラックを客観的に、遠目で見るのは久しぶり・・・。
夜、おねむなブラック。
暗すぎる、とiPhoneで調整したらば、
発光。
そしてそのまま私はブラックと添い寝して気づいたら12時半。
あああ。
by blessedcoco
| 2013-10-06 22:43
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