2013年 01月 26日
高山行。 |
車中にて。1日1本大阪~高山直通の「ひだ」あり。
土曜日、部屋でぼへっとしていると、知らない番号から着信。出てみると、上司から。
というわけで、急なお達しにより、職場が属するグループ会社の拠点のひとつ、高山へ私、火曜日から木曜日まで「レンタル」されておりました。出張ですな。
雪ないなあと思いながら、笹寿司などをぱくぱく。
普通に焼き鮭っぽい鮭に、生姜。お米が美味しかったです。
と、
ちらほら。
お
おおお(車輌途中で増やしたので電車が長いだす)。
おおおおおん。
まっちろ。
前日、「今朝の気温は-10℃です」と教えていただいたため、
わたすのいでたちはこのざま(2日目ホテルにて撮影)。
高山出張は2度目。ながらも、高山の拠点から職場へ来られる方も多く、なじみの方と会えるという楽しみもありです。
ま、3日間ほとんどずーっと工場の中で立ちっぱなしでしたが。窓もない空間にい続けると時間の感覚がなくなるものだな、と実感。というか飲食が一切できないため、水をくれ水を、と心の中でわめきつつの3日間。
しかしとてもよくしていただき、ホテルの部屋も予算内(かなりのリーズナブル。これは土地柄というよりは、訪問先拠点で手配をしていただいたゆえのおそらくは法人割引の力)でありつつも、駅のまん前、ダブルベッドでのんびりゆったり♪
余談ながら、月曜日お休みをいただいていたためPCを持っていくことができず、というわけでメールチェックもせずに楽チン(が、叶ったのはひとえに相棒がいてくれたからです、多謝☆)。
普段はろくな手入れもせずに寝てますが、乾燥対策もかねてみっちり全身の保湿ケアできました♪あとは血行をよくしてくれるオイルで肩と足をケア。もーだってすごいむくんでましたもの(たちっぱなしだったことと、月のお客様のためです。すごかったす)。
社内のゴミ箱の、素敵イラスト。こういう言語センスが大好き♪
言語といえば、今の仕事をするようになって、色んな背景の人と出会うことが多いです。イスラエル人、というかユダヤ人はなにしろ流浪の民であったから、そしてイスラエル建国後に「戻ってきた」人が多いため、出身地が様々です。ロシアだのアフリカ諸国だの。
とここまで書いて気づいたけれど、あんまりそれとは関係がなかった・・・言いたいことは。
相棒は英語のみならず、スペイン語を話す人。というのもアメリカの大学を卒業しているのだけれど、専攻がスペイン語だったんです。アメリカに住むと、スペイン語の浸透を感じるものらしいんですね。
そして私はスペイン語は話せません。であるにもかかわらず、スペイン語話せるよーというイスラエル人やら、ダイレクトにスペイン人やらに会う。しかもそんなときに相棒はいない。ちょっとづつずれているなあ。
なんて思っていたら、今回通訳についたのは、ドイツ人とヒスパニック系アメリカ人。名前もそりゃあんた、生まれたときは英語よりスペイン語多く使ってたんでしょうねというお名前。
つくづくと、相棒がいたら喜ばれたなあと思った次第です。
仕事の中身は割愛するとして(してもあんまり面白くないでしょう、疲れてきて段々私がどすのきいた風情になっていった(らしいわ)ことくらいしか)。
2日目にはお食事会とかで、他部署に訪問の外国人の方々としばし交流(そしてこれまた言いたい放題が信条(のつもりはないんだが)の私、「通訳はしませんよ」と断言して参加。ま、ほとんどいらなかったけど。いるときはしましたけど)。
メンバーが面白くて、日本人イスラエル人は、まあ普通(うちでは)。その他、ハンガリー人、ポーランド人、アメリカ人、ドイツ人と多国籍でした。
ドイツ人(日本好きらしい)が興味津々だった冷酒の入れ物。
お料理はこうして一気に出てきた、やはり飛騨牛は外せないらしい。
ちなみに、敬虔なユダヤ教徒であるイスラエル人はベジメニューでした。お国ではお肉(豚はNG)も食べるものの、屠殺の方法に定めがあるゆえ、他国では召し上がらない。ちなみに、ユダヤ教の戒律にのっとった食事、処理をした食材などを「コシェール」というそうです。
〆はお蕎麦。美味しかったです。
と、私の職業は通訳ですが、そして食べることが大好きですが、食事や食材の通訳(もしくは英語での説明)はちと苦手。例えば「そばって何?」と聞かれても、そばの実がどんなもので、それをどう処理してそばの麺が作られるのか、他の材料は?などを把握していないと説明できないんですよね。
「そばという実を挽いて粉にして麺にしたもの」という説明をしましたが・・・。お願い、「そばの実ってどんなものだ」とか聞かれても、それは、私も、知りません・・・と言いつつなんとか他の日本人の方に確認しぃしぃ知りうる限りのことはお伝えしました。
と、瞬く間の3日間。
疲れた脳に糖分を・・・などと言いつつ優雅な車中。
名古屋で新幹線に乗り換えて、京都へ。
くらくらするほど疲れもしたけれど、充実の3日間。そしてやたらと楽しんでしまった(お得な性格なものでね)3日間。ずっと声だけのおつきあいだったこちらの通訳の方(といっても専任じゃないんだけど)ともお会いできて嬉しかったのでした。
そしてこれが可能だったのは、相棒がいるから。私も移動とか立ちっぱなしとかで楽ではなかったけれど、相棒にとっても3日間は忙しかったのです(なんか来客があったり会議があったり、いつもより職場もあれこれあったのです)。
普段は割りとのんびり、翻訳しながらおやつやらご飯やらの話をして過ごしているのですが(いえ仕事はしっかりしてますよ)、月曜が休みだったこともあってなかなか会えず、木曜日の朝なんて、とうとう私、相棒を夢に見たほどでした。金曜日、やっと会えて喜んだのが、私だけではなく、お互いであったこと、ほんとうに恵まれていると思います。
ちなみに、高山ですが、私が着いた日は雨。滞在中は(びびった割りに)あたたかく、私が土地を離れるや否やまた気温が下がって雪になったとか。
しんしんと降る雪を見たかった、そんな気もしますがありがたや。そして、感謝していただけるだけの仕事をできた、と知ることができたのもありがたかった、3日間でした。
by blessedcoco
| 2013-01-26 22:13
| 仕事