2011年 10月 29日
Tuesday, 11th of October: See you again! |
朝~♪こりはふじぽんさん作の朝食第二弾♪
そしてふじぽんさんは奥さま・ちる☆ちるさんがご不在の間、お弁当も作ってらしたことは前にも書いたかと思いますが、
これがこの日のお弁当♪
めちゃめちゃ美味しそうではないですか☆
と、この日も娘さんたちをお見送り。
今日で帰るから、とふじぽんさん。私の口から出てくるのは、「ありがとう」(だったと思う←おい)。
楽しい楽しい倫敦滞在。これはあなたたちがいてくれたおかげ♪
と、重い足で3階へ。
荷造りするのはやだったんです。だって、帰るってことじゃないですか。
よって延ばし延ばしにしていた荷造りを、いやいやながらやり、外出。
母から教えてもらった王子のスリーサイズ(首周り・胸周り・首元から尻尾元までの長さ)を書き取って、ハロッズに直行。王子のハーネスとリードを購入。洋服はぴったりのものはない、か、デザインがいまいち。コートとお布団に悩むも、「どうやって持って帰るのか」と思って購入せず、お店のカードだけいただいてきました~。
で、1階食料品売り場にて、お土産購入。ショートブレッドを職場にと思ったけれど、重量のみで個数が書いておらず、誰に聞いてもわからない。
お土産の合計は、なんと1万近く・・・
と、帰りかけたところで、ふじぽんさんに電話して、同食料品売り場でお昼調達♪
帰宅して、あるドラマを観ながらご飯♪
そして、お別れのときが近づく・・・。
「あとは荷物を下ろすだけ?」と聞いてくださるふじぽんさん。どこまでお優しいのか、と感動する(下ろしてやるつもりはなかった、かもしれないけれど、そのおつもりだったと受け取りました)。
いえいえもう下ろしましたからと荷物を指差し、それをむ、と持ったふじぽんさん「かなり買い込んだねえ」と一言。はい、これはもう20 kg超えてますわ(飛行機エコノミークラスの上限重量)。
ふじぽん家の皆様にお手紙と、子供さんたちにプチギフトを残し、そして私はふじぽん家から、数多くの幸せな思い出をいただいて・・・。
最後に握手をして、お別れ。
「また、次は日本で!」
空港まで送ってあげられなくてごめんねとふじぽんさん。またまた感動。
電話会議中にもかかわらず(この日は在宅勤務)、色々とお気遣いいただき、見送ってまでいただいて、それ以上のことなんて、ないというのに。
小さくなっていく倫敦のふじぽん家を見るのが少し感傷的に辛くて、ひたすらスーツケースをごろごろごろ。・・・乗せてくれるんやろか。超えたら出すか?(でも考えてみれば飛行機に乗せる重さとしては、分散しただけで変化ないんだよね)。
空港までの乗り継ぎも教えていただく。ヒースロー空港には、ターミナル1、2、3と、4と5の合計3つの駅があり、どのみちそちらに行くとしても、1、2、3の駅に先に着くのに乗れと。運賃も教えていただきました。
最寄のイーリング・コモン(Ealing Common)では、エレベーターもなく、落すようにしてスーツケースを下ろす。アクトン・タウン(Acton Town)で乗り継ぎ。「エレベーターがあったはず」と教えていただいたとおりに歩を進め、見つけるも、そんなこったろうとは思ったが、「故障中です」。いつから故障やねん!
と、階段の下で呆然とする私。しかしここをクリアしないことには、帰れないのよそして倫敦にこのまま永住するにも、日本には愛する王子が。
と、そこへ救世主現る!
呆然としていて最初気づかなかったのだけれど、通りすがりのアフリカ系と思しきにーさん(とおじさんの中間か、要は私と同じくらいっすかね)が、大丈夫かい持ってやろうか?と声をかけてくださいました。
こんな重いものをと思うも、私どう考えても無理ですわと思い、有難くお願いしました。
持ったにーさん「うお、重いなー」と言いながら、階段を上り、そして下りてくださいました。
こうして有難い方というのがいる、それが倫敦なのですね。(そしてエレベーターはそうした厚意があるがゆえに、いつまでも故障中なのでしょうか・・・)。
心ほかほかにして、空港へ。ちなみにそのにーさんも空港職員で、帰宅途中であられたらしいです。
ヒースロー空港のターミナル。広々としていて、きれいです。
倫敦だから?でもないでしょうが、キーラ・ナイトレイのシャネル(だっけか)の広告。
さてここでひとつやらねばならぬことがありまして。
欧州共通だったかと思いますが、VAT(付加価値税)というものがあり、「欧州で消費せぬもの」に限り、その還付を受けることができます。
手順は2段階。
・購入先のお店で、記入用紙(VAT formで通じます)をいただく。たいていその場で記入します。ハロッズは地下にコーナーあり、但し、購入店によっては、発行する下限金額を設けています。ちなみに食品は適用されず、EU内に3ヶ月以上滞在する場合も適用されません(だったと思います、詳しくはお調べくださいまし~)。
・空港の所定のコーナー(Refund point)で手続き。用紙と現物を持って行き、あとは職員さんにお任せ♪
と、ヒースロー空港の場合、スーツケースを持ってコーナーにいけるのはターミナル3のみ。他のターミナルだと、手荷物状態にしないといけないんですね。とはいえ、現物見せろとは言われませんでしたが・・・いつでもそうかは、わからないところです。
そしてこの手続き、並ぶと聞いていたため若干気が気でありませんでしたが、すらっと終えることができました♪ラッキー、私、ついてる♪
と、そこからキャセイのカウンターに並んでいると、
なんとかわいらしいことか!
見習いなのか?まだよちよちとしたうら若いお嬢さんでした。
「ほら、ポーズとって」と気を遣ってくださる職員さん。
ザーラちゃん、3ヶ月。あちこちで(職員さんにも)モテモテ。
と、犬欲を満たし、「英国ってば犬好きな人も多くて(私見)いいところだわ」と小鼻をふくらませつつ、チェックイン。荷物は難なくクリアでした~。
後の手荷物検査や出国手続き所は、あくまで関空や香港に比べ、ですが、気が抜けるほど、そしてテンションが素に戻るほどに(いやだって旅って高揚するじゃないですか)、簡素。シンプル。歩いてたらカウンターがあって、そこでほいっと手続きして、終わり~。
中のお土産屋さんで最後のお買い物。ロンドンオリンピックに知った人が出るという人事課長さんに何か・・・と思うもあまり品数がなく(平気で品切れ)、なのでこれから行かれる方は、交通博物館をおススメします(行ってないけど)。
そして、さっさと搭乗口に行かないことですよ。なにしろゲート前に椅子とかないですからね(4人掛け椅子が1本、とかそんなの)。
倫敦は楽しかった。最高に楽しかった。そして、美味しかったです。
これは全てふじぽん家の皆様のおかげ。いつも笑っていられたのも、ひとりじゃないから。そして美味しいものばかりだったのも、ふじぽん家の方々と一緒だったから、そしてお世話になったからです。
Mixiでベタ褒めされるのを拝見しては、「そんなパーフェクトな人が?」と実は思っていた私ですが、ほんとうにパーフェクト。優しくてなんでもできて、懐が深い、たとえ寒空の下Tシャツ一枚で過ごすはめになったとしても、にこにこしながら「寒かった~」と仰る、ふじぽんさん。「職場がいっとき同じだった」それだけで、1週間も逗留させてくださり、何もせずに旅を楽しめと、全てをご自身でされた、ふじぽんさん。
お写真で美人なのはわかっていたけれど、お会いするとまた違い、かわいらしさと美しさ、そして何度も書きたい不思議な美しい瞳のちる☆ちるさん。「うちはお父さんがなんでもできるから」と仰りながら、でもこの方のためならなんでもしたいと思えそうな、そんなちる☆ちるさん。そして、「私は何もできなくて」なんて仰りながら、娘さんのジーンズをリフォームして、素敵なバッグも作られる(写真撮り忘れてしまった~しかも、一度チョコか何かついてしまって、後で洗おうって言ってそのままだった、ごめんなさい)ちる☆ちるさん。娘さん、「これお母さんが作ってくれた」とにこにこ毎日持ってるんですよ!
書道10段、色使いも素敵な絵も描く長女Kちゃん。お洋服の組み合わせが絶妙で、毎朝楽しみでした。楽しいことを見つけるのが得意で、よくお腹の底から気持ちよく笑っている、お友達も多い、初めてみるものがあったら試してみる、そして、面倒見がよくて見知らぬ私にも、あれこれと気を遣ってくれたKちゃん。もっと一緒に過ごしたかったです、私は。
きれいなものが大好きで、リスを見ると追いかけて、そしてにこにこ笑顔がかわいいMちゃん。写真を撮られるのも大好きで、そして食べ物については冒険はあまりしないけれど、でも味見はしてみてくれた、Mちゃん。
少ししか一緒にいなかったけれど、最初こそもじもじしていたものの、一晩寝れば私の相手をしてくれ、倫敦での日々をカレンダー片手に伝えてくれた、そしてラグビーボールで遊んでくれたHくん。記憶力抜群、国旗と首都は全て任せろ!のイケメン。
ほんとうに、ありがとうございました。
いつも思う、そしてもう確信だけれど、私はどこに行っても、人に恵まれる。
そのことが、私の人生を豊かにしてくれていることに疑いはなく、ひたすら感謝なのでした。
・・・と、去りたくはないが去らねばならぬ倫敦。
無数の「ありがとう」を胸に、
街に灯る、美しいオレンジの灯を見ながら。
倫敦 18:20発 香港 (翌日)13:05着 CX250
See you again!
by blessedcoco
| 2011-10-29 22:38
| 香港・7&倫敦