2010年 12月 17日
奈良を楽しむ。 |
なにやら文化的な香り漂う当ブログでございます☆ほほほほほ。
と、同時に「1週間時差」なお届けをまたぞろやらかそうというのが本日の記事。
一週間前は・・・電車でごとごと
JR・近鉄奈良駅より徒歩15分・10分で着きます「あしびの郷」。
イベントやパーティに場所を借りることもでき、お茶やお食事も楽しめるのだとか。
ここで、「月ヶ瀬健康茶園」主催の「日本の紅茶を喫茶する」というイベントがありました。
日本の紅茶。それも有機。そして奈良で育てられたお茶。
私はお茶好きながら、お茶の木は1種であると思い込んでいたし、木が育つなら、そりゃ製法通りやれば紅茶だってなんだってできるんじゃないの?って思ってました。
実際はそんなことがないからこそおそらく日本で紅茶ばんばん作られてこなかったってことなんでしょう。
こちらでは、有機栽培のお茶(紅茶のみならず緑茶ほうじ茶なども)を作っておられ、紅茶については
・特別な機会に楽しむお茶:手摘みで製茶の工程では伝統的な製法を用いる
・日常用のお茶:機械で刈り取り機械なども使用しての製茶
という2種を作っておられます。
本当は全て手摘みで、なるべく自然の力で・・・と願われたけれど、それでは安定生産は叶いません。だからこうして、2種を提供することにされた。理想も現実もどちらも犠牲にしないその手法は素晴らしい、と思います。
(お茶摘みは一般参加もできるそうです。行こうっと)。
お茶のこと、このお茶園のこと、経営者の岩田さんの想いなどを伺って、
お茶の飲み比べです。
熱湯を使用した方が香りは立つしタンニンも出るそうなのですが、お茶の旨みや甘みを比べて欲しいということで、水出し(12~18時間)でした。
夏場など、お茶にもよりますが、水出しするとよりまろやかで甘いお茶が味わえるかもしれませんね。
一番左は「やぶきた」で、これは緑茶で名高い種類の木からとれた葉。それを紅茶にしたもの・・・なんて、なんだか面白いし、楽しいですよね。
左から右に行くにつれ、渋みを増していきました。
この後は、1種紅茶を選び、お茶にあわせたお菓子とともに試飲(というか朝行ったけどafternoon teaみたい)をしました。
私は「べにひかり」を選択。
お菓子で選んだ、とも言えますが、ただお茶だけをいただくのであれば、もっとさらりとした味わいの「べにほまれ」かなって思いましたが、お菓子と一緒にいただくのであれば、ぐっと渋みのあるお茶がいいな、と思ったのでした。
この「べにひかり」の木は、アッサム種に鹿児島県の在来種を交配した品種と中国からの導入種を交配させた、日本、インド、中国という3つの国の系統が交わる木。こうしたエピソードも、選んだ理由のひとつ。
お茶を飲む。ごくごくありふれた営みのひとつではありますが、色々なエピソード、作る人の想い、試行錯誤の繰り返しがあった、そして今もある・・・ということを、教えていただいたことに感謝でした。
だってお茶大好きだし。
そして・・・これは一緒に行った方の言葉ですが、
「お茶こそ有機を飲むほうがいい。何故なら作る過程で”洗う”ことをしないから」
ということ。
通常、有機でない場合は農薬を使用するのが当たり前、で、複数回使用されるものなのだそうです。こうしたことはお好み次第ですが、私は、それならなるべく有機のお茶を飲みたいな、と思いました。
かつては日本産の有機紅茶、と言っても紅茶にほど遠いものが扱われることも珍しくなかったそうですが、ここのお茶は、どう考えても紅茶。しかもとっても美味しく、作り手の情熱と愛情の詰まった紅茶でした☆
素敵だなあと思ったカップ。
お菓子もとびきりおいしいものばかり、カップはノリタケのもの(借りられたそうです)。
お茶のみならず、お茶を飲むこと、佳き時間を過ごすこと、への愛情も感じられた、そんな一日でした。
と、同時に「1週間時差」なお届けをまたぞろやらかそうというのが本日の記事。
一週間前は・・・電車でごとごと
JR・近鉄奈良駅より徒歩15分・10分で着きます「あしびの郷」。
イベントやパーティに場所を借りることもでき、お茶やお食事も楽しめるのだとか。
ここで、「月ヶ瀬健康茶園」主催の「日本の紅茶を喫茶する」というイベントがありました。
日本の紅茶。それも有機。そして奈良で育てられたお茶。
私はお茶好きながら、お茶の木は1種であると思い込んでいたし、木が育つなら、そりゃ製法通りやれば紅茶だってなんだってできるんじゃないの?って思ってました。
実際はそんなことがないからこそおそらく日本で紅茶ばんばん作られてこなかったってことなんでしょう。
こちらでは、有機栽培のお茶(紅茶のみならず緑茶ほうじ茶なども)を作っておられ、紅茶については
・特別な機会に楽しむお茶:手摘みで製茶の工程では伝統的な製法を用いる
・日常用のお茶:機械で刈り取り機械なども使用しての製茶
という2種を作っておられます。
本当は全て手摘みで、なるべく自然の力で・・・と願われたけれど、それでは安定生産は叶いません。だからこうして、2種を提供することにされた。理想も現実もどちらも犠牲にしないその手法は素晴らしい、と思います。
(お茶摘みは一般参加もできるそうです。行こうっと)。
お茶のこと、このお茶園のこと、経営者の岩田さんの想いなどを伺って、
お茶の飲み比べです。
熱湯を使用した方が香りは立つしタンニンも出るそうなのですが、お茶の旨みや甘みを比べて欲しいということで、水出し(12~18時間)でした。
夏場など、お茶にもよりますが、水出しするとよりまろやかで甘いお茶が味わえるかもしれませんね。
一番左は「やぶきた」で、これは緑茶で名高い種類の木からとれた葉。それを紅茶にしたもの・・・なんて、なんだか面白いし、楽しいですよね。
左から右に行くにつれ、渋みを増していきました。
この後は、1種紅茶を選び、お茶にあわせたお菓子とともに試飲(というか朝行ったけどafternoon teaみたい)をしました。
私は「べにひかり」を選択。
お菓子で選んだ、とも言えますが、ただお茶だけをいただくのであれば、もっとさらりとした味わいの「べにほまれ」かなって思いましたが、お菓子と一緒にいただくのであれば、ぐっと渋みのあるお茶がいいな、と思ったのでした。
この「べにひかり」の木は、アッサム種に鹿児島県の在来種を交配した品種と中国からの導入種を交配させた、日本、インド、中国という3つの国の系統が交わる木。こうしたエピソードも、選んだ理由のひとつ。
お茶を飲む。ごくごくありふれた営みのひとつではありますが、色々なエピソード、作る人の想い、試行錯誤の繰り返しがあった、そして今もある・・・ということを、教えていただいたことに感謝でした。
だってお茶大好きだし。
そして・・・これは一緒に行った方の言葉ですが、
「お茶こそ有機を飲むほうがいい。何故なら作る過程で”洗う”ことをしないから」
ということ。
通常、有機でない場合は農薬を使用するのが当たり前、で、複数回使用されるものなのだそうです。こうしたことはお好み次第ですが、私は、それならなるべく有機のお茶を飲みたいな、と思いました。
かつては日本産の有機紅茶、と言っても紅茶にほど遠いものが扱われることも珍しくなかったそうですが、ここのお茶は、どう考えても紅茶。しかもとっても美味しく、作り手の情熱と愛情の詰まった紅茶でした☆
素敵だなあと思ったカップ。
お菓子もとびきりおいしいものばかり、カップはノリタケのもの(借りられたそうです)。
お茶のみならず、お茶を飲むこと、佳き時間を過ごすこと、への愛情も感じられた、そんな一日でした。
by blessedcoco
| 2010-12-17 23:47
| 日々の出来事